やあ( *・ω・)ノ
恋の迷宮に迷いこんだ君。
ようやくここにたどり着いたみたいだね。
本作品は、世界最古のライトノベルである「神話」を現代風にアレンジしたら、きっとこうなるんじゃないかなぁーって感じちゃう、そんな作品です。
ここに出てくる神様たちは「えー!そんな神様やだー」的な方がたくさん出てきます。
そんな所が私は大好きです(はぁと)
ギリシャ神話のゼウスも女の子口説くのに鹿に変身したり訳がわからんとです。
愛嬌のない主人公で味気ない物語にならないよう、個性豊かな脇を固める神様を含めたキャラが素敵です。
「厄災の迷宮」という現代の神話をお楽しみください。
先ずはフォローぽちって本編へGO!
まぁあれです。
四の五の言わず読んで見て(^ω^)σ(´ω`*)
全体として、スマホでパズルゲームをするように、サクサク読むことができます。ストレスフリーです。盛り上げ役の双子(異世界人)も可愛いです。色々な魔物をサクッと倒して、レベルを上げ素材を集めて、新しい魔法を覚えたり、武器を手に入れたりします。主人公は、途中から錬金術が使えるようになるので、生産要素も少しだけあります。
ただ逆に言えば、味や歯ごたえといったものは殆どありません。物語の導入部、現地人の主人公が迷宮に向かうまでのお話では、味のあるキャラクターもいたのですが・・・。また、“厄災”や“虫籠”といったタイトルから、命の価値が軽い、それこそ極限状態のサバイバルなのかなと思いましたが、そんなことは全然ありませんでした。現地人が窮地に立たされる設定もあるのですが、主人公が意に介していないので、切迫感はまるでありません。
それに加えて、主人公は割と早い段階で、ある強力な武器を得ます(初期は銃装備)。強力すぎてパワーバランスが崩れ、途中から戦略もなにもあったものではない戦闘になります。
これらのことから、個性豊かな人間模様を見たい方、戦闘シーンをじっくり楽しみたい方、物語にある程度の重厚さを求める方には、この作品は合わないのではないかと思います。