登場人物紹介(第六章時点段階)と第七章あらすじ
☆これまでの登場人物一覧(プロフィールは省略)
◇主要人物
・影地令
襲撃事件後は勉強に集中し、菜瑠美にくらいつけるよう頑張る。その結果、279人中11位と満足のようで不本意な成績であった。
能力者としては、新たな強敵・ソードツインズに目を付けられ、今後襲った時に備えて、菜瑠美と連携技を特訓する。また、ソードツインズを『わだつみ』にスカウトしようと提案する。
來璃に変装されたことを全く知らないまま姿だけで牛島から一方的に恨まれることになり、七章では牛島との対決は避けられない。
・天須菜瑠美
新所持技:
中間試験で総合1位にして理科以外は全て100点満点という圧倒的成績を残す。課題点である理科の自習をするため、理科室に入る途中で藤野と遭遇して対決を挑むことに。
戦闘服に着替えた中での藤野との対決は素早い動きに惑わされるが、新技を使って互角の勝負を繰り広げる。
七章では令を殺そうと画策する牛島を見て必死の説得に入るが、その思いは届かない中で出た行動は……。
◇ソードツインズ
・藤野健
所持能力:風の異能
所持技:
運動神経抜群・頭脳明晰・男前ランキング1位と、令和元年度の海神中央高校のミスターパーフェクトと呼ぶのに相応しい存在。
牛島には秘密で中間試験1位だった菜瑠美との接触を試み、放課後に菜瑠美と対決。数多くの技を使い、菜瑠美と引き分ける。
菜瑠美の実力は認めたが、『わだつみ』入りは牛島と考えてから決めると判断して行田公園を後にする。
しかし、津田沼でかつての友人・來璃に不意討ちされる。そのまま誰にも知られることなく拉致されてしまう。
・牛島剣
所持能力:雷の異能
所持技:ボルト・ファング
190cm近い身長を持つ1年生屈指の大男で、令も同級生とは思えない程。戦いを非常に好む。
襲撃事件を菜瑠美自身の手で解決したと思い込み、最初は菜瑠美に目を付けたが、令が割って入ったため令を一気に目を付ける。
悪人には容赦なく、強盗を自身の技であるボルト・ファング一蹴する。牛島はこれを令と戦う前哨だと思っていた。
国語の補習の対象者であり、高校生になって塚田と衝突した。また、藤野が菜瑠美と戦うことを本人には知られていない。
補習後、藤野が令と謎の人物に拉致されるのを目撃するが、この令が來璃の変装だと本人は知らないまま令に復讐することを決意する。
◇海神中央高校の関係者
・桜井ミナミ
ソードツインズとは中学時代である
襲撃事件以降は菜瑠美とは友人関係となり、菜瑠美が7組内で唯一話す生徒までになる。また、令の菜瑠美の関係を怪しむ場面も。
・塚田武雄
ソードツインズが令に目を付けたことを知り、勝手に4組の教室に入り込む。過去にソードツインズと因縁があったことを令に告白し、牛島と体格以外はキャラが被っていることに不服を感じた。
補習の対象者と相変わらずバカな存在であるが、七章では狂人に変貌した牛島を見て今までと違う姿を見せる。
・柳たかこ
襲撃事件後の合コンで疲労が溜まったせいか、翌日の校門の見張りを耕士郎に任せる。また、酒癖が半端ない。
朝のホームルームでも、合コン気分が残っていると令に感じられる。
・大和田耕士郎
襲撃事件後の翌日、たかこに代わり校門の見張りを任せる。
『わだつみ』のリーダー格も六章は1章のみの登場にとどまった。
・増尾カズキ
令のことを襲撃事件を解決した英雄と認める。中間試験前に令や絵美と勉強会を行う、結果は不明だが補習の対象者ではない。
・川間絵美
令やカズキと共に勉強会を開くものの、相変わらず国語は苦手で赤点間際の32点。補習の対象者となるが、参加者が問題児であることを気にしていた。
・運河雅司
塚田や牛島をはじめ、中間試験の国語の成績が悪い生徒を呼び集めて補習を決行する。塚田と牛島の喧嘩に呆れたのか、2人には後に個別指導を行うことになるが……。
☆新規登場人物
・
生年月日:2003年8月28日(15歳)
身長:164cm/体重:52kg
3サイズ:B82・W56・H85
所属:虹髑髏工作員
所持能力:変装能力
所持技:謎の衝撃波(名称不明)
虹髑髏の新入りで表向きは都内の私立高校1年生。紺色のセミロングに紺眼、両耳にピアスを付けている。
元々はソードツインズと同じ真久間中の出身で藤野と同等の頭脳を持つ、一方で桜井とは犬猿の仲。
偶然を装って藤野に接近し、衝撃波を数発撃つ。そのまま、謎の人物と共に身柄を組織に渡すことに成功する。
組織の上層部も認める高い変装能力を所持しており、令に変装して津田沼から撤退する。牛島を怒りの姿に変えた張本人である。
・???
所属:虹髑髏の幹部?
性別・国籍・能力など謎の多い人物で全身水色のフードをまとい骸骨の仮面を被っており、仮面の下に変声器を隠している。
來璃は代表と呼ぶため立場はこちらの方が上。藤野を拉致するが、本当の目的は謎である。
・七章あらすじ
藤野が令に誘拐されたと誤解している牛島は、敵討ちのために令に復讐することを決意する。また、以前まで捕まえるだけだった悪人のみならず、何の罪のない老人の殺しにも手を染めるようになった。
藤野の拉致と牛島の変貌が虹髑髏の仕業であることを全く知らない令は普段通りの生活を送り、菜瑠美達と放課後に行方不明の藤野を捜索する。しかし、そこには殺意溢れる牛島と遭遇して令に襲いかかる。
菜瑠美と藤野と桜井も必死に牛島を説得するが、牛島は全く聞く耳すら持たない。もはや戦うことしかない令は、殺人マシンと化した牛島を止めることができるのか?
少年少女の光と闇が重なり合う物語第七章は、崩壊されたソードツインズの絆と恋人同士の愛の絆による戦いが始まる。
──────────
七章は牛島視点から始まります。
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