第81話 空白の一瞬。様変わりした戦況。試合終了っ!

「なんでだぁぁぁぁぁ! 貴女も景品一歩近づいて万々歳でしょうがぁぁぁ!」

『物事とはそんなに単純なものではありません♡ それにこれは、信義の問題です♡ 真偽と言うべきでしょうか♡?』

『漢字違うんでしょうが、音が同じでどっちがどっちかわからねぇぇぇぇぇ!』


 皆さん。どうも。

 夏祭りの招かれざる者アンインバイテッド以来、久々の命の危機です。


『さぁ、いまこそ本気を出すときですわ♡』

「本気どころか必死まで行ってますよっ!? ヒィッ!」


 全速力で、逃げ回っております。

 ちなみに、今逃げる方向一、二メートル先の闘技場床に、《美女メイド》さん投擲のテーブルマナーセットが数本突き刺さりやがりましたっ。


「おーたーすーけぇ~!!」


 当然逃げ場がふさがれたなら、方向転換するわけで。


『次はそちらにお逃げですか? なら、こういうのは如何でしょう♡』

「ドイヒィィ!?」


 方向転換した先に全力疾走。

 また、俺の前方が投擲テーブルマナーセットでふさがれた。


「右っ……」


 と、口にする前に振り返ったところで、その瞬間足元にテーブルマナーセット。


「じゃなくて左っ!」


 見ないようにし、あたかも最初から左方向を考えていたんですよ~と思わせぶりの発言をした瞬間、やっぱりテーブルマナーセット数本が、足止めしやがりました。


(と……なりますとですねぇ!)


 別に、足元に刺さったナイフを踏み越えればいい。

 が、判断一つ一つをすぐさま潰されることで心理的影響が発生。テーブルマナーセットというもの自体に、恐怖を覚えそうになった。


 三方逃げ道を潰された……となれば……


『えぇ♡ 山本様は私だけを見て、意識せざるを得なくなります♡』

「貴女はっ! 《んデレ》という言葉を知っていますか!?」


 振り返るしかない。

 そして、俺が立ち止まった瞬間が見逃されるはずはない。


「届きましたわぁ♡」


 追いかける《美女メイド》さんは、一気に距離を詰めてきた。


 全身のバネが強力ながらしなやかな身体。

 空気抵抗少ないスレンダー(オッパイとお尻はその限りではない)なスタイルは、蹴りは、さながら薙がれる鎌のように。繰り出される拳は、射出された弾丸のような激しさと鋭さ、速さを実現する。

 格闘センスの高さに議論の余地もない。


 そんな彼女が、棘付きのメリケンサックや肉食獣の爪とそん色ない、両手指に挟みこんだテーブルマナーセットを得物としてかかってくる。

 油断なんてできようもない。


「くぅっ!」

「いまのを受け止めますか♡ いい♡ 思ったよりも……いい♡」


 早すぎる猛攻を捌き切ることなどまず不可能。

 できたことといえば、入学時に適性ありと言われてから相棒として使っている大戦斧を構えること。

 間合いを取り、なんとか彼女の前進を食い止め、拳……もとい、テーブルマナーセット握ったを、柄で止めるくらいで精一杯。


〘まさに五月雨雨さみだれあめあられっ! 四方八方からの猛攻! 山本選手っ! 防御一辺倒ォ!!〙

「これはますます評価を改めねばなりません♡ 防ぐべき攻撃だけ選別してますね♡」


 ぶっちゃけ、蹴撃とかについてまでは手が回らない。

 だが、テーブルマナーセットは触れただけで肌を先、肉を割くだろうから。最悪致命傷になる。これだけは何としても防がなければならねぇ。


 いてぇ。確かに蹴られていてぇよ。

 でも、テーブルマナーセットよりは、まだ何とか蹴りに耐え続けている方がよかった。


「がっしりした体躯。そのタフネスで持久戦に持ち込んでいますね♡ 中距離の蹴撃防御は捨て去り、近距離殺傷攻撃に防御を集中。大戦斧で間合いを取ろうとするのも正解です♡ 少なくとも、勝負を決めかねない攻撃だけ防ぐことは可能♡」


 解説どうもっ! とはいえ、ただの試合で殺し合いじゃないんだから、急所とかガシガシナイフで狙ってほしくないんですがね。

 殺すつもりはないのかもしれないけど、事故ってのは怖いんだからっ!


「ですが、戦略が少々正直すぎます♡ なら、こういうのはいかがで……しょうかっ♡」

〘あぁっと! 我らがメイドさんが後ろに跳ん……これはぁっ!〙

「冗談だろ!?」


 司会の驚きと、観客の喚声はもっとも。


 後ろに跳んだ。

 離れざまに、またもや袖口から新たにテーブルマナーセットを取り出し、投げつけてきた。

 そこまでは構わない。

 間合いが取れるなら迫るナイフを柄で叩き落とし、斧頭を《美女メイド》さんに向けることで牽制ができたはず。


 地面に降り立った、後ろに跳んだ彼女。

 地面に突き刺さったナイフを拾い上げ、真上に投擲した……俺から視線そらすこともなく。


「ひゅっ!」


 そして間髪入れずにあえて開いた俺との間合いを一挙に詰め切った。

 眼前に至る直前。俺に向かって下がり際に投げ放ったナイフは着弾。


「ッツ!」

「おそいですわ♡」


 迫るナイフを柄で払うところに集中する。

 そのために一瞬彼女から目を離したことが、状況を変えてしまった。


(この人!)


 ゼロ距離間合いになる前、横に跳んだ。俺の……真横に。

 目の前に来るものだと、ナイフ叩き落とす前までは集中していたから、瞬間で真横にスライドし、フッと姿が描き消えたメイドさんの動きは、俺から見りゃさながら瞬間移動。


「ぐぅっ!」


 やっと彼女の場所を目で追えたと思った。

 認められたのは、俺の瞳刺し貫こうと、半ば死角からナイフで突いて来る伸びやかな腕。


「いまのも避けますかっ♡ その反射神経はまさにけだもの♡ ですが……」


(殺す気か!)


 寸でのところで、上体そらして刺突をかわす。

 いまほど、笑顔という表情が恐ろしいと思ったことはない。


「チィッ!」


 ……気付いたのはもう一つ。


 彼女が飛び込んだ俺の真横。死角の位置。

 足元の闘技場床には、すでに投げつけられたナイフが大量に突き刺さっていた。


 彼女は移動と同時にそれらを拾い上げ、また己の武器として利用した。


(俺が逃げたことで、至る所にばらまかれたテーブルマナーセット。なんてこった! 闘技場全方位が、アンタの武器配置場所かよ!)


『……ソレ・・に、どれだけの意識が残っていましたか♡?』

「……は? って、マジかよっ!」


 上体をそらして刺突をかわしたことで、重心は後ろ向き。

 体が流されるままに立ち位置を変えようとした俺は、いまの死角からの一撃こそ、本命ではなくフェイク・・・・・・・・・・であることに気付かされた。


 体が、顔が上向きだからこそ。目に入ってしまう。


「間合いを詰める前に上空に投げた……ナイフが……」


 誘導された。そういうこと。


 あちこちにナイフが散らばっているのは、《美女メイド》さんが俺にとって全方位が脅威であると意識させたるため。

 変則的な足さばき。真横死角からの刺突。

 全てはその一撃に俺の意識を集めるためか。


 俺は何とか、彼女から間合いを取りたくて。それが無意識中に後退に至らせた。


(すべて読んで、あらかじめもくろんだ場所に着弾するように上空にナイフを投げたとしたら……格が違う。こっのっ……《美女メイド》ォォォ!!) 

 

「グ……ガァッ!」


 大量のナイフは、随分と高いところまで投げ放たれていたようだ。それこそ俺に接近して、今までの5秒ほど、滞空していたのだから。

 それを、落下による鋭さと、着弾威力で思い知った。


(クソッ! 捌ききれない! 数が多すぎる!)


 柄による防御を、上空から落下する数えきれないほどのテーブルマナーセットはすり抜ける。

 まさに五月雨雨あられだ。肉切りナイフでだぞ!?


(やっべ、ふっつーに肉に刺さってくるっ!)


 あぁ、やめよう考えるの。


 多分、大戦斧の握り手と脇を引き絞ったのは無意識。


 握り手と柄によって、最低でも目と心臓首筋を庇う。ナイフからの的にならぬよう、顎も引いて喉仏を隠す。

 両肩を持ち上げ、首をすぼめたのも急所を隠すため。


「いでっ! いっでぇぇぇぇぇ!」

『如何でしょうか♡ こうして山本様は上空への意識を強制され……』


 実際痛いどころの話じゃない。が、絶叫することで痛みを逃がさないと、どうにかなりそうだった。


(クソッ! いつまでナイフが降ってきやがる。あとどれくらいで終わる。二秒か三秒か? 状況はどうなってる。そうだ状況! 《美女メイド》さんの……)


『下への意識がぁ……お留守になるんですよぉ♡』

「あ……ア゛ッ!」


 そうして突如、耳元に《美女メイド》さんの声が聞こえたと同時。延髄(首の後ろ)に衝撃。


(あ……れ? 世界が……回……)


『正直驚きましたわ♡ 意外にも楽しめました♡ 昨日、無能と言った非。お許しください♡』


 後方へと下がらされ、上空からの奇襲にバランスが崩れ、倒れそうだった。

 重量によって、転倒へと向かう降下エネルギーは、それを上回る相反する力に上乗せされる形で、延髄をうがった。


(あ、ああ……)


 ぐるぐると世界が回る中。《美女メイド》さんが足首を回しほぐしているのを見つけた。


 転倒する勢いに対し、カウンターキックの要領で蹴りはね上げたのだろうか


『異能力を用いない白兵戦で、ここまで私とやれる方は、鉄様に蓮静院様、牛馬頭様に猫観様と、三組にも数えるほどしかおりません♡ ですからぁ……やっぱりわからなくなってしまいました♡』

「ぐぅっ!」

『貴方が無能なんてとんでもない。どうしてここまで動け・・・・・・・・・・るのですか・・・・・? 山本様ぁ』


 あぁ、なんか、脚に力が入らない。 

 今度は、空が回ってる。もしかしてころんじゃった? 


〘おぉっと! 防戦一方だった山本選手! とうとう倒されたぁぁぁ!〙

『四月に編入した山本様は、戦闘訓練をこれまで受けたことがなかったと、お嬢様から伺ってます♡ 私に、ここまでついてくるというのですか? たった半年の訓練期間で・・・・・・・・・・・♡?』


 んぎ、ぎもぢぃぃぃぃ! 

 足がふわぁふわぁ……


『昨日、学院ツアー時。山本様を助けにフランベルジュ教官様がいらっしゃいました♡ あれだけの殺気。私もこれまで数えるほどしか感じたことのない熾烈なもの♡』


 うーん。何がどうなってるぅ?

 《美女メイド》さんの声が、なんというかエコーがかって……


『そんな殺気を、もう一人向けてきた方がいらっしゃいました♡ トリスクト様♡ 昨晩、貴方のことを調べようと三泉温泉ホテルの女将様にお会いしようと思ったのですが、追い返されてしまいました♡』

「あ、あー……」

『無能な貴方が、私の知る中で最強レベルを二人従える。ストレーナス様とグレンバルド様も同様♡ 貴女の事を意識してしまって耐えられなくて、ですからこうして貴方を感じたかった♡』 

「う、うーん……」

『異能力がないからとはもはや申しません。通常白兵戦なら、長年修練を積んで鉄様方・・・・・・・・・・・がたどり着いたレベルに・・・・・・・・・・・貴方様はたった半年で至・・・・・・・・・・・ったという事ですかぁ・・・・・・・・・・♡ あり得ないっ♡!』

〘あぁっ! いけません! 山本選手、髪を掴まれて起こされた。大丈夫なのでしょうか! 目の焦点があっていないように見えますがっ!〙

『だとするなら貴方は天才。もしくは化け物。それとも長年の戦士の魂が・・・・・・・・まるで若い器に乗り移・・・・・・・・・・ったようにも見えて・・・・・・・・・。あぁ、本当に興味が尽きませんっ♡』


 ん~? 司会者がなんか言って?

 倒れた? 焦点があってないって……どういうことよ?


『今朝、驚くべき命令が旦那様より下されました。『調べるな・・・・』と♡ 《対転脅》から要請があったようです。どういう事でしょう♡? 山本様のことは、長官閣下もご存じ無いようでしたのに♡』

〘しかし、さらなる無慈悲な追撃が無防備な山本選手を襲うぅぅっ! また倒れ……いやぁ、許されません! 無理やり起き上がらせ、再び猛攻ぉぉ!〙


 あぁ、よくわからんが。

 バチンだの、ブチンだのって音が、頭の中できこえ……


(やっべぇ、これ、これはあかんぞ? 全身の感覚がなくなってきたぁ……)


『その命令は聞けない♡ 山本様を捨て置けないのです♡ 戦闘未経験の貴方が英雄三組に編入♡ 未経験から半年で見せるこの戦闘力♡ 貴方を可愛がるホテルの女将さんと懇意にある、長官閣下と同じ山本姓・・・・・・・・・・♡ 関連性は♡? それに……』

〘これは……えっと、係りの人、止めてください! 止めて!〙


 あ、あれぇ、視界がかすみがかって、ボヤけ……


『年度末の競技会に向けた抽選会で、京都の鬼子が惹かれた事実・・・・・・・・・・・・。お嬢様についていく形で、水脈橋には私も向かいました♡ 貴方は本当に、何者なのでしょう♡ 目的は♡? お嬢様や鉄様を脅かす存在なのですか♡?』

〘ちょっ、まずいっ! まずいって! 山本が……っ!〙

『貴方は……何者ですか♡? 山本一徹♡?』


(あぁ、もう無理。堕……ち……る……)



『『『『『『一徹! /一徹様! /兄さま! /山本一徹! /兄さん! /師匠!』』』』』』

「んがっ!」


 突如、脳内を駆け巡った呼びかけ。

 それが頭から指先、つま先、頭のてっぺんまで駆け巡った気がして、ハッと意識を取り戻させた。


「……んがぁぁぁぁっ!?」


 で、気付いて一発。

 目に入った光景に、絶叫しちまった。


 ハッハッハッ……と息荒くした、体も傷だらけ、服もビリビリボロボロになった、地面に力なく倒れている《美女メイド》さん……の両手首を左手で押さえつけ、一部すら力の入らない彼女に向かい、右手で上段に振りかぶった大戦斧を振り下ろす真っ最中。


 呼びかけられてよかった。


 気づき、なんとか振り下ろす方向を変えようと、一瞬力を加えられたことで、斧頭は《美女メイド》さんの耳元数センチの闘技場床につき埋めることができた。


「え? なんで俺……」


 放心したような表情。光のない瞳の《美女メイド》さん。

 俺が知っている彼女とはあまりにもかけ離れていた。


「確か、死角から延髄やられて、意識が混濁して……」


 そこまでは覚えていた。それから意識を失った……と思う。目の前が真っ暗になったから。

 でも、一、二秒後にトリスクトさんたちの声を聴いて、目が覚めた。


 ……目を覚ましたら、すべてが変わっていた。


 動かぬメイドさんに馬乗りになった状態で、周囲を見回す。

 三組や長官がいないことで先ほど安心していた試合会場観客席。静まり返っていた。


 観客も、司会者も。

 シャリエールやトリスクトさん。ウチの小隊連中なんてまぁ、顔をこわばらせて目を見開き、唖然に口を開き、体も硬直していて……


 「う……ぷ……うっ!」


 お見苦しいので、詳しい描写は避けさせていただきたい。


 しいて言うなら、美少女アイドル宜しく、俺はいっぱい食べたら、トイレでマシュマロを生み出す。

 同じく、いろいろこみあげてしまって、闘技場に虹の河作っただけに過ぎない。


 血と汗と涙。青春の雫を吸い込んだ闘技場に、いま、俺の聖なる雫も仲間入り。


「む、無理。司会者」

〘え、あ……〙

『この試合。棄権するわ。体調がすぐれない。吐き気一身上の都合で放棄させてもらうんで』

〘あっ! いっ! う……えぇぇぇぇぇ!〙


 なんでこんな状況になったのか。俺が意識を失っている中で何があったかわからないが、そんなのはどうでもいい。

 一刻も早く闘技場を降りたかった。


〘え、えぇっと、数々のトラブルがありましたが……山本選手の試合放棄により、勝者っ……〙


 (よし、よし。とにもかくにもこれで、俺の戦闘成績Cランクが決まった……賞金も・・・)


 司会者のアナウンスに、当初の目論見が達成できたことで、一気に気持ちが緩んだ。


『一徹!』


 闘技場を降り、安心からか足に力が入らず膝をついたところで、トリスクトさんたちが駆け付けてくれたところが目に入った。


『気分はどうかな! いまの試合は……思い出してしまったのか! 見ていてハラハラして……一徹?』


 その勢いのまま、両腕を広げてくる。


 だから立ち止まってもらえるように、掌をかざした。

 だってこのままじゃ、抱きしめられてしまう。


「い、一徹?」

「一徹様?」


 嫌なこたぁ連続する。

 何が起きたのか俺自身分かっていないから気持ち悪いってのに、トリスクトさんやシャリエールたちが狼狽える顔を見せるのはもっと嫌だった。


「あーははは、ゴメン。またカッコ悪いところを見せちまった」

「カッコ悪い? 君は、一体何を言って……」


 心配が見える。


「トリスクトさんや皆、英雄たちと同じようにはいかないね。何とか小隊長としてふさわしいところが見せられれば良かったんだけど。なかなかね」

「一徹……」


 だからできる限りおどけてやった。たぶん、俺が彼女たちにしていいのは、彼女たちの不安を紛らわせようとするここまでのはずだから。

 

(エメロードまで似合わねぇ貌しやがって。抱きしめて貰ったら、すっげぇ気持ちいいんだろうな。でもきっと、罪悪感が顔を出す……さ)


 俺自身よくわかっていないから。

 トリスクトさんを心配させるに価値のある人間だとは、思えないから。


 なんだよ。

 せっかく目下の悩み、《天下一魔闘会》は終わって、戦闘成績もCが確定したんじゃねぇか。


 また、一難去って一難。


(『君と一緒にいたい』か。それでずっとそばにいてくれるってのは、俺自身の不甲斐なさを諦めてなお、彼女にそばにいろって言っているに等しい。あの言葉だけじゃ、心苦しい)


 唯一の救いと言えば、かけた1万円が、今回のことで45万に跳ね上がったってくらいだよ。

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