第58話 なっちゃんと おしんと 従姉たちの現実

今も あるある。の お話です。


朝ドラ『なつぞら』の なっちゃん。

時代は1960年代の昭和。舞台は東京。

なっちゃん夫婦は それぞれ仕事をしていて、家事も育児も 協力し合う夫婦です。

ドラマの現状は、なっちゃんが福祉機関の職員に、よい保育園がないか相談したところ

『子育ては母親がやるものなのに、あなたは 子どもを犠牲にしてまで働きたいの?』

と意見され、悩んではいますが……。


さて、ここで、従姉のAちゃんの 話です。

こっちは 平成時代ね。

つい去年のことで、舞台は東京です。

Aちゃんは 赤ちゃんを産みました。ダンナさんは育休を取り、Aちゃんと いっしょに、赤ちゃんを育てました。

ダンナさんの育休は、たしか3ヶ月だったかな。

Aちゃんは仕事を辞めていて、現在は専業主婦なんだけど、ダンナさんも 育休を取れたそうです。


仲良し夫婦です(=^ェ^=)


・・・


朝ドラ『おしん』BS再放送中。の、おしんちゃん。

時代は大正時代。舞台は東京から佐賀に移りました。現在は ダンナさんの実家で暮らしています。

由緒ある家柄の お坊っちゃまと結婚した おしんちゃんは、苦労の連続です。

σ(・ε・`●) ダンナさんの お母さんや お姉さんたちが酷いです。あの いじめは、とにかく酷いもんです。


さて、ここで、従姉のMちゃんの話。

こっちは平成時代で、少し昔の話になります。

Mちゃんは、歴史の古い地方の、由緒ある旧家へ お嫁入りしました。

ダンナさんは 中学時代の先輩だそうで、優秀でスポーツマンで イケメンで、女の子たちに モテモテだった人。

Mちゃんも 憧れていた人です。

そんな人に、社会人になってから偶然再会。

交際を申し込まれ、大恋愛をしました。

その後、プロポーズされました。


なんだけど、ダンナさんの親は『家柄が違いますよ』と、反対したそうです。

それでも ダンナさんは

『Mちゃんを 愛してます。辛い思いは させません。必ず幸せに します』と。

Mちゃんの親に宣言。自分の親を説得しました。

それで、Mちゃんの親は 『わが娘はシンデレラだね』と、喜びました。

Mちゃんも ダンナさんを信じて、結婚しました。


由緒ある旧家の 御曹司との結婚です。

親族一同ならびに地域の有力者やらを招待して、盛大な披露宴が おこなわれました。


しかし、いざ結婚したあと……大きな家に、親子同居です。

Mちゃんの暮らしは (>_<) おしんちゃん さながらでした。

いや、もっと酷かったかも。


働きに出ることは許されず、Mちゃんの名目は専業主婦。

けれど、会社で働くより辛い、年中無休のオーバーワーク。

誰よりも早く起き、ひたすらに、家族全員の お世話をする日々です。


ダンナさんの親は、Mちゃんに、いつも家柄の違いを指摘。

やまない雨のごとく嫌みを浴びせながら、朝から晩まで、Mちゃんを こき使いました。

食事も、同じ食卓につきながら、Mちゃんだけは おかずを食べさせない。などの意地悪もしました。

σ(・ε・`●) おかずを作っているのは、Mちゃんなのに。


Mちゃんが頼れる人は ダンナさんしかいません。

耐えきれなくなり、日々の辛さをダンナさんに 打ち明けました。

すると ダンナさんは、

『嫁として 当たり前のことを、指導してくれているんだ。

オレの親を悪く言うな!』と。

その時をさかいに、Mちゃんを殴ったり蹴ったりするようになりました。

(*`ω´*) DVです。


Mちゃんは、それでも2年くらいは、がまんしたのかな。

このままでは死んでしまうと感じた ある日、意を決して 実家へ逃げ帰りました。

そのあと、何度も連れ戻しに来る 相手側と裁判をして、離婚しました。

(´・_・`) 相手側は由緒ある旧家。Mちゃん家は、ごく普通の庶民。

Mちゃんの家は、力関係では弱い立場だったし、かかった お金も、大変だったと思います。


・・・


なんというか。

Mちゃんの結婚生活を聞いていたから、私は 自分の結婚には、どうしても慎重になってしまいました。


ところで、いまでもたまに考えるのですが。

Mちゃんの もとダンナさんの親は、

家柄の よろしい お姫様を お嫁に迎えた場合でも、

Mちゃんみたいに酷い扱いを したでしょうか?

むしろ、大切にしたのでは ないでしょうか。


人を、自分より上か下かと、格付けしている人とは、

どんなに努力しても 親しくなれないように思います。



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