第34話 ジェンダーフリー、男たちの戦い

先日から、昭和の オバチャンたちの 昔話を アップしているのですが、

これは 当時の 女の子目線です。


どんなに夢みても、女は就けない職業があった。

という話ですが、間口は非常に狭かったものの、その職業に就いて、立派な働きをした女性は いたのです。

たとえば、過去に放送された 大河ドラマ『八重の桜』では、『八重さん』。朝ドラ『あさがきた』では、『あささん』。

注目したいのは、彼女たちの『夫』です。

熱い志を持つ妻の理解者で、応援者で、素晴らしい男性でした。


一方、当時の男性たちは、実際は どうだったか? というと、性差別が 社会常識のようになっていた時代、苦難の道を歩いた人たちも、いたのでした。


たとえば、

看護士さん。昔は『看護婦』と言いました。女性の専門職で、男性は 就けない職業でした。

保育士さん。昔は『保母』と言いました。男性は 就けない職業でした。

学校の『家庭科教諭』。これも、男性は できませんでした。


子ども時代に 夢や希望をはぐくみ、精一杯 得意なことを学び深め、

どんなに 将来の生き方に 役立てたくても、

『男だからダメですよ』

『女だからダメですよ』

と、性差別の社会意識によって 閉ざされてしまったら?

こんなに辛いことは ありません。


私が思うに、辛かったり 悔しかったり してきた人は、男女 同じくらい、いたのでは ないかなあ?


ちなみに、『男性の保育士』で 検索してみたところ、現在 現役の 男性保育士さんの 悩みが紹介されていました。

乳幼児は、排泄や お着替えの 世話が 不可欠ですが、男性保育士を 拒絶する保護者が、いるそうなのです。

相手は、赤ちゃんです。赤ちゃんの保育に、なぜ 男性保育士を 拒絶するのかな?


つい昨年、ある医大の入試が、はじめっから男女に差をつけて 採点していたことが 明るみになりました。

なぜ はじめから女子の得点を 二割引していたのかな?


男性保育士を拒否した 保護者の理由と、

医大入試の選考委員をしていた 医学博士? さんの理由。

並べてみると、同じように感じました。



私が中学生だったころ、同じクラスの男子に、

『将来は 幼稚園の先生になりたい』

と夢みてた子が いました。

母子家庭。年の離れた弟妹を、彼が 育てていました。

夢をかなえるため、家政学を学べる学校へ進学したいと、話していました。


立派な夢です。立派な志です!

そして、彼は、素晴らしい男性です!


今。令和 元年。

彼は、夢、かなえて いるでしょうか?

どうか、へんな差別に 苦しんで いませんように。

どうか、未来の担い手たる 幼子たちと、ともにいますように!

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