第17話 新しい家族?

5月のなかばから、白猫が同居しています。

出会った時は、野良猫でした。

(´・ω・`) 行き掛かり上、ほっとくことができなくて。


去年の いつごろからか、わが家の庭へ時々 遊びに来る 野良ニャンがいます。茶色の雄猫です。

はじめは牽制していた わが家のミーコも、 だんだん慣れてきて、

彼とは 窓際デートするようになっていました。


ところが……。

今年になって、野良ニャンとは違う猫を 見かけるようになりました。

その猫が、現在同居中の 白猫です。


はじめて見かけた時の 白猫は、

野良ニャンが、わが家の庭で ゴロゴロしたり、昼寝したりしていると、

垣根の間から、そっと様子を うかがっていました。

私に気づくと、さっと いなくなりました。


次に見かけたのは、近所の家の庭から出て来て、道路を横切った時。

で、次は、

「こらっ! 出て行け、野良猫め!」

近所の おばさんが、ホースで水をかけて、追い払っていました。


で、次が、5月なかば。大雨が降り続いた時です。

雨音に混じって、ニャーニャーと 大声で鳴くのが聞こえて

野良ニャンかな?

と 思って見に行ったら、その 白猫が いたのです。


「あら、白ちゃん。ずぶ濡れじゃん」

手をのべると、なんと! 抱っこしてよ、と、わが家のミーコと 同じポーズ。


その後シャンプーして、きれいにして、乾かしました。うちのミーコより おとなしく、シャンプーしやすい猫でした。

きれいになると、真っ白な猫でした。

もとは、間違いなく飼い猫だったのでしょう。


しっぽの骨が、ぐちゃぐちゃに折れて固まったようで、変形していました。

人に やられたか? 交通事故か? ものすごく痛かったことでしょう……。


さて、このあと、どうしよう?

悩みました。

からだが小さい、若い猫。それに、雌猫です。


雨が上がったら、外に出す?

けど、このあたりは、野良猫が少なくないのです。

赤ちゃんが生まれたら、かわいそうな猫を増やすだけです。


そこで、スマホを使って調べました。


野良猫を保護してくれる機関はあるか?

残念ながら、私が行動できる範囲には、存在しませんでした。


次、猫の不妊手術について。

市役所の環境課へ申請すると、手術の補助金が支給されることが わかりました。

手術にかかる費用の4分の1。


しかし、手続きが たいそうめんどくさいのでした。

個人のボランティアで、対象は野良猫に限る。手術後、飼うことにした際は、すみやかに費用を返還すること。

申請書類には、猫の 手術前の写真と、手術後の写真を添付すること。

手術した病院でも、必要書類を書いてもらわなきゃなりません。これは補助金に含まれません。

など……。


動物病院に問い合わせました。

不妊手術。ノミ、ダニ、その他 感染症のワクチン。手術後の投薬。

しめて 約4万円とのこと。


(´・ω・`) うーん。うーん。うーん……。

悩みました。

私の お小遣い。月に1万円と 決めていたから、

(T_T) 4ヶ月ぶんだわ。


でも、結局は、病院へ 連れて行きました。

補助金? 申請しませんでした。

すごく遠い市役所まで何回 行くことになるか、たぶん2回じゃすまない。

写真を撮り、コンビニへ行き、プリントアウト。これは2回。

この労力で 1万円ぶんになってしまうわ……。


白猫、手術しました。

おーちゃんには、

「ばぁあーーーか」

と、笑われました。


白猫、抜糸するまで 1週間、家にいました。

そして抜糸。

で、お薬を飲ませること、さらに1週間。


白猫、すっかり なつきました。

(T_T) また野良に戻す? できませんでした!


・・・・・・・・・・


ここの自治区には、いまは少なくなった とはいえ、野良猫が生息しています。

かつては広い原っぱで、

住宅街になる前は、捨て猫や 捨て犬が あとを絶たず、問題になっていたそうです。

それを一掃して、住宅街にしたそうです。


一掃とは、どういうことか。察しがつくだけに、辛いことです。


その時に 生きのびた猫の 子孫も、いるかもしれません。


あと、アパートが建ちならぶ区域があり、

そこに住んでいた人が、引っ越す時に 飼い猫を捨てて行く。というケースもあります。

猫って、家に付くでしょ。

帰らぬ主を待ちながら、アパートの玄関前で ニャーニャー鳴いてます。

そんな猫も、やがて 主は帰らないと気づく。お腹がへる。野良として生きるしかない。


建築基準を満たしてないアパート。問題になりましたよね。

近所にも、ありました。

住んでいた人たちが、次々といなくなりました。


白猫が うろつくように なった時期と 重なります。

たぶん、そこの誰かの飼い猫だったのではないかな?


・・・・・・・・・・


あと、去年のことで、

箱に入れられ、子猫が数匹。近所の家の玄関前に、置かれていた事件がありました。

小さい お子さんが 3人いる お家です。


子どもたちは 大喜び。ぜひ飼いたいと、希望したそうです。

が、その家の おばあちゃんが、重症の猫アレルギー。

子猫を飼いませんか? と、近隣や知り合いを当たってみても、どこも返事はノー。


結局は、保健所へ『持って行った』そうです。


動物を飼うならば、その動物の一生に、責任をもたなきゃなりません。

そして 野良猫も。

捕獲、保健所行き、とならないために、

増えない手立てが、必要と思います。


それにしても、個人のボランティアで 一匹4万円となると

やりましょう! なんて人は

あんまりいないと思います。


私だって、もう二度とできないことです。

あと3ヶ月、お小遣い がまん σ(・ε・`●)

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