第130話:武闘派の諜報部隊が出来ること。

玄目線____

 蒼桜先輩も雨梨先輩も良くない。だが、羅希先輩も奇龍も手が放せない。

「おらっ!来れるものなら来てみろよー!」

 そう叫んでいる奇龍の元に滑り込み、目の前の敵を撃ち殺す。

「玄!」

「ここは諜報部隊がなんとかするので退いて下さい。」

「諜報部隊1人で何とか出来るわけないだろ!」

「白軍の後方に爆発物を大量に仕込んできた。それを爆発させれば白軍は撤退すると思います。」

「すげえ!分かった!」奇龍先輩がひき、爆風圏外に出た瞬間スイッチを押した。何も無い草原のここでは爆風がこっちにも若干来る。

「撤退しろ!後方がやられて挟み撃ちにあうぞ!」

 作戦通りだ。今のうちに黒軍全部隊の負傷者を退却させないと。

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