418. 私は謎の生き物達の競技に参加する

Friday, May 3rd, 2019



 私は海岸上から海を見下ろしていた。何やら手漕ぎボートがやって来たので見ていると、中に乗っているのは緑色の毛をした謎の生き物だった。私は気になったので、海を泳いでついていった。辿り着いた先では、何かの競技が行われていた。カツ丼を食べ、それが終わったら70メートルのプールを泳いでゴールまで行く競走だった。選手には、謎の生き物や人間、はたまたゴリラなど、様々なタイプがいた。なんとなく、私も参加する事にした。


 競技が始まり、私はカツ丼を食べ始めた。カツ丼は異様に熱く、他の選手も苦戦していたが、私はなんとか食べ終えると、プールに向かった。食事を終えた直後の水泳は、大変気分を悪くさせた。私がゴールした頃には、既に巨大なスクリーンにランキングが映し出されていた。私は人間が2位に食い込んでいる事に驚いた。私の順位は68位で、ボートに乗っていたあの生き物は48位だった。目の前のカードを1枚引いて、スクリーンに映ったものと同じであればボーナス得点がつくのだが、私は外してしまった。


 私は一緒に競技に参加していた祖母と帰った。信号を待っている間、2人で話をしていた。今日は疲れたので、帰ったら化粧も落とさず寝てしまいそうだ、などと話した。私達は横断歩道を渡った。


 ──そして目が覚めた。

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