後宮の検屍妃

作者 小野はるか

79

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★★★ Excellent!!!

怖い話が好きなんですよ、私。
実話系は当然として、個人的には民俗系も好みです。

そして。
本作のように、ほんのりホラーのミステリ仕立ても大好物なわけです。

この物語の舞台は、大光帝国の宮城内、後宮。
そこで事件が発生します。
なんと、死んだ妃嬪が棺の中で赤子を産んでいました。

そして、その赤子は……。
夜ごと後宮を這いずり回るというのです。

この赤子が探しているのは、母を謀殺した首謀者。
赤子は無事生まれていたら王に冊封されていたことから、『死王』と呼ばれていて……。

ともう、これ、あらすじを読むだけで、「うひょひょひょ♡」と思うわけです。
そして、読み進めていくうちに、どっぷりキャラの魅力にやられるわけです。

冤罪の末、宦官になった延明。
後宮に上がったというのに、検屍にしか興味のない桃花。

そして、暴かれていく真実。

現在、進行形の小説です。
なので……。レビューを書くのはどうか、と思ったのですが……。

超面白い……。
いや、ほんと、面白い……。
続き読みたい。
「ミステリは好きだけど……。中華風は初めてなんだよなぁ」という方も、全く問題ありません。
適宜自然に入る解説や、ふりがなのお陰で、物語にすんなり入り込めます。
(このあたり、本当にさすが、とおもいます)

ぜひ、ご一読を。
ここ↑を書きたいが為に、レビューを書きました。