19.それは予定通りなのか想定外なのか

キョウカはスカートとパンツを下ろされて驚きはしたものの、本当に心の底から鼻で笑ってしまった。所詮、自分より8つ下の娘の浅知恵。この程度の恥辱で自分が屈すると思っているのかと……


キョウカは、自分に痛みを性的な快楽に変える印を自分に刻んでいた。と言うのも、里では拷問に耐えるような訓練を受けたキョウカは痛みに強い耐性があった。故に、どれだけ鞭で強く叩かれようが、蚊に刺された程度にしか感じなかった。それでも、煩わしいのには違いないのでその印を刻んだ。


更に、その印を刻んだ理由にはもう一つあり、キョウカは自分を不感症だと思っていた。というのも、キョウカはかなりの美貌の持ち主で、その容姿で誘いこみ、相手から様々な情報を盗んできた。もちろん、その際にそういう行為も行った。

しかし、キョウカは色んな男と色んなプレイをしても感じることはなかった。通常のプレイはもちろん、アブノーマルなプレイ、挙げ句の果ては、女とするのが趣味な女貴族とも、情報を得る目的の為にそういう行為を行ったが、何も感じる事はなかった。まぁ、感じないと相手は自分を受け入れないので、感じてるようにみせる闇の魔法をかけたりしたが……


だから、正直今アンナのやろうとしてる事をされても、自分は屈服しない自信があった。例え、更に服を剥かれて鞭で叩かれようが、突然自分の容姿を気に入り女趣味に走り、そういう行為を強要されようとも……


が、キョウカはいくつかの誤解と誤算があった。


まず、キョウカは不感症でもなんでもない。ただ、自分がそう思っているだけだということ。


次に、キョウカ自身も知らない自身の性癖。どんなに痛みに耐性があるからとはいえ、痛みを性的な快楽に変える印を刻む者はいない。つまりはそういう事だ。


そして、もう一つはアンナのパワーだ。アンナは素手でドラゴンを殴り飛ばしてしまうような実力者だ。そのアンナがちょっと本気で叩き、更に、キョウカは痛みを性的な快楽に変える印を刻んでる為、それがどういう作用をもたらすのか……


バシンッ!!!


「ッ!!?」


結果、キョウカはお尻を一回叩かれただけで快楽の頂点に達してしまいそうになった。

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