　作戦は第二段階へと移行する。

攻勢地点アルファ。たった数百ｍに満たないこの地点を砲兵部隊によって徹底的に攻撃した後に、攻撃ヘリとドローンが発進する。ドローンは半分がダミーであり、半分は攻撃能力を持ったものである。ドローンが広い地域に渡って飛来していくのに対し、攻撃ヘリはより狭い地点へ攻撃、敵地侵攻を実行する。砲兵による攻撃、欺瞞を含むドローンの飛来、攻撃ヘリの侵出によって攻勢地点アルファにおける低空迎撃ポイントは沈黙する。

状況は段階を経る毎に加速していく。敵防衛線に開かれた地点アルファという穴を戦車部隊が侵攻していく。

先行する戦車部隊によって地点アルファにおける敵軍の沈黙を確認した後に、戦車部隊に護衛された歩兵戦闘車がアルファ地点を通過し、後方へと侵出する。

こうした陸上における作戦行動の間にも、作戦第一段階において実行された制空権確保のための動作が繰り返し実行なされている。