第94話 日記。

エッセイとは…と考えると

私は一応ブログとは違うものにしなくては

と思って、日記にはならぬ様にしようと心がけて来ました。


とはいえ、意図せず結果日記になってしまっている日もあるかもしれませんが。

それはお許しください(笑)


でも、そんな自分の制約をとっぱらって、

今日は日記。

敢えての日記を書こうと思います。



今日は朝から病院に行くと決めていました。

(血圧の)


病院は8時半からなので、

一番乗りくらいの気持ちで行こうと。


なので、息子を送り出してから

洗濯物を干して、

慌てて家を出て向かいました。


さすがに一番乗りは無理でしたが、

まだ2人くらいしかいなかったのでセーフ。


万一混んでいた時の為に、

先日買った『かなわない』という本も

持って。


そんなことの準備はしておきながら、

1番重要な診察券がお財布の中に無い!!


受付の方に謝り、

今日は診察券無しで何とかなりました。


そして、本を読む間もなく診察。

診察もいつもの薬をもらう程度だったので、

血圧を測っておしまい。


次は薬ももらいに隣の調剤薬局へ。


ここもまだ人は少なくて

すぐに呼ばれそうでしたが、

薬の量が多いので少しは大丈夫だろうと

本を開きました。


「かなわない」

1ページ読んだだけで、

あぁ、これはヤバい。

気持ちを持っていかれる本である事が

分かりました。


この本はエッセイでして、

確か結婚して子供もいるのに彼をもいる。

そんな「えぇ!?」と思わされる内容だと

私の得た情報ではありました。

ただ、じゃあただの不倫女じゃんって感じでは無いそんな印象で、

何がどうなっているんだかと

だいぶ前から興味があった本でした。

(まだ読んだばかりなので、

内容が全く違ったらすみません)


でも、私が読み始めたページには

友人の死についての話が書いてありました。

植本一子さんという

この本の著者はカメラマンなのですが、

自分の写真が友人の遺影になったことが2回

あるというところから、始まったのです。


その1人目の話を薬局で読んでいるところで私の順番になり、ごっそりと薬をもらって

薬局を出ました。


さて、今日はその他にも用事を済ませたかったので、そこから歩いて数分の市役所の分署へ。


夫の仕事の組合に提出する保険料確定の為の書類をもらいに行かなければなりません。


課税証明書ってやつです。


それを窓口の方に言われるまま記入して

渡すと、その方がパソコンに入力して

首を傾げました。


私の確定申告がされていないと言うのです。

「え?」


いや、私の内職って本当に微々たるもので

確定申告までの必要は無いと聞いていました。


それなのに?


分署ではなく、本物の市役所(言い方)へ

行くようにとの事。


えぇー。

電車乗って結構歩くのに。


でも、まぁ仕方ないので行くしかない。

と思っていたら、

とりあえず本物の市役所に電話をかけて下さって、事情を話してくれました。


すると、電話は私に代わることに。


そこからの話をまとめると、

確定申告だかなんだかの時に

(私の場合、そういうのは全て会社がやってくれていたのでちんぷんかんぷんなのです。)

配偶者の欄が無記名だったので、

私は配偶者とされていなかったらしいのです。でもいつもは毎年記入されているらしく

多分記入漏れではないかと言われました。


ちなみに、夫は実家がやっている会社で働いてる為、それを行っているのはお義母さん。


大変だと思います。

お給料から税理士さんとのなんやかんやまで

お義母さんが全てやっているので。

しかも、今お義父さんは痴呆が始まってしまい、何でもお義母さんがやらねばならない状況。


分かっています。

間違えだったのですよね?


でも、配偶者無記名って…


そういえば、先日

提出する書類は早めに貰いに行った方がいいよと電話がありました。


間違えだったのですよね?


うん!

間違えだった!!


その昔、確定申告すらされていないと

市役所から電話があった年もあって

驚いた事がありました。


そう考えると、

私が働いていたところは

バイト先にせよ就職先にせよ

全て当たり前の様にやってくれていたので

有難かったなぁと思うと同時に

お義母さん大変なんだろうなぁとも

思いました。


ただ確定申告していないって…

どうやらその時は税理士さんが提出していなかったとか…。

そんな税理士いるのでしょうか?


まぁ、そう言われたらそうなのです。

仕方ありませんよね。


そんな感じに本物の市役所の方と

電話でやり取りをしていると

郵送でも出来ると言う事でしたので、

勿論私は郵送を選びました。


郵送ありがたや〜!!


そうして、やっとその用事も終わり

最後はドラッグストアに寄って

こまごましたものを購入して

帰ってきたのです。


それでもまだ10時過ぎ。


仕事しなきゃね…

と思いつつ「かなわない」を少し読み

何とも言い難い気持ちになって

本を閉じました。


そして、今こうしてエッセイに

日記を書いています。


何だか気持ちが重くなった午前だったもので。


JAWSと後ろに大きくプリントされ、

前にはちっちゃいサメが刺繍されているTシャツを夫から結局奪い…いえ拝借して

出掛けたからかなぁ。


なんて事を思いながら、

まだ終わっていない今日のやるべき事を

やらずにダラダラしてしまっています。


そう、まだ今日は半分も終わっていないのですよね。



これから良い日になりますように。













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