第67話 怖がりは遺伝する?

私はとても怖がりです。


いつだったか書いた事もあるのですが、

何でも怖い。

もれなく、おばけも怖いです。


そして、息子も似てしまったのか

怖がり。

(虫は大好きだけど)


そんな息子に昨日言われました。


「ママ、もしこれから先、20年後いや30年後…40年後とかに死んじゃったらさ」


(自分の歳と計算して、

これくらいなら仕方ないかというのを探っていたみたいです…それもどうかと思うけど)


「オレの事、元気にしてるかなーとか

















絶対に見にこないでね!!怖いから!!」


何を突然言い出すのかと思ったら、

ド肝を抜かれました。


「え!?

そこ会いに来てねとかじゃないの!?

ひどくない???」


「だって、幽霊怖いじゃん」


たまに息子はこうして私を少し傷つけます(笑)


昔も、母がいなくなるという切ないテレビを観ていて、もしウチもこうなったらどうする?なんて話をしていたら、


「ママがいなくなったら、オレのご飯はどうすればいいの!?」


そこ!?


という事がありました。


ひどい。

飯炊き女としか思っていないのか、

お前さんは。


でも、昨日の幽霊の話。


「ママは、もし万が一、万が一だけど、

息子がママより早く死んじゃうとかあったら、絶対に会いに来て欲しいから!幽霊でもいいから!!」


と伝えておきました。


勿論、そうならぬ事を毎日願って生きているけれど。


でも、「絶対に来ないでね!!」という

まさかの言葉に笑いました。


ひどい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る