第43話 エロ本脱却。

今、私は尾崎世界観の

「苦汁100%」というエッセイを読んでいます。


いつだったか、エロ本の様にスマホで読んでいますと書いた本の第1弾の方です。


今回はちゃんとハードカバーの本で

読んでいます♪


というのも、

先日夫が帰宅するなり

「買って欲しいものがあるんだけど…」

と言うので、詳しく聞いてみると

『ゲーミングイヤホン』 とやらが

欲しいとの事。


普通のイヤホンより足音などが

聞き取りやすいとか何とか。

夫がやっているオンラインゲームで

どうしても今以上の成績が残せないらしく

色々と調べた結果、そのイヤホンに辿り着いたみたいです。


夫はゲーム好きの割に

ネット関係に本当に疎くて

買い物も自分ではしないので

(絶対に出来るはずだけど面倒なのでしょう)

私に頼んでくるのです。


「そしたら、どのメーカーの何がいいかまで

決めてから教えて」

と伝えると

「もう決まってる」

と言って私にスマホを見せてきました。


…。


いつもだったらTシャツ1枚買うのでさえ

自分のスマホでは探さず、

私のスマホ画面を見せて

やっとそこから探すのに…自分の欲しいものとなると、全然違うではないか!!


てな感じに、色々と思うところはありましたが、早速注文することにしました。


そこで、「あ!私もついでに本買ってもいい?尾崎世界観の本欲しくて」と夫にサラリと聞きました。


勿論、イヤホンの注文を頼んでいる私に対して、夫は「すぐにでも買いなよ」と言ってくれました。


さりげなく、

さらりと

何事も無いように

言ってやったぜ♪

いゃっほう〜!!


こうして、

私はエロ本ではなく堂々と本を読む事が

出来るのでした。


ただ、私が今クリープハイプにハマっている事はバレたので、テレビなどで見るときには

またねちねちと言われるでしょうけどね。


でも、なーんか言いたくなっちゃう。

黙っていられない。

ハマると好きがだだ漏れになってしまうのです。

対象は男女関係なく。


毎度書いている事なのですが、

好きな事を誰かに喋りたくてたまらないのです。


ただ、それだけの欲求なのです。


でも、既にイヤホンを頼み終わって

冷静になった夫には、

チクリと嫌味を言われました。


だから、言いたくないんだよなぁ。


私も言わなきゃいいと分かっているけれど、

一緒に暮らしている以上

好きなものを隠すのは難しくて。


あー、ゲーミングイヤホンに夢中になり、

夫が私の本に口出しして来ませんように〜!!



…ちなみに、エッセイと呼べるか分かりませんが、こちらで文章を書く時に

夫の愚痴は書くまいと誓いを自分の中で

立てました。


あまりに溜まりに溜まった時は

「王様の耳はロバの耳」

ブログを立ち上げて

そこに吐き出していました。

数回しか続いていませんでしたが(笑)



今回のこれはセーフでしょうか?

それともアウト?


私がゲーミングイヤホンを注文した事で

何とかプラマイゼロになりますように…。









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