第29話 戦闘力ゼロ。

怖いものってありますか?


私は怖いものだらけです。


幽霊が怖い。(見たことないのに)


無法者が怖い。(FBI心理捜査官という本を昔読んでから余計に怖くなった)


それと似ていて不審者が怖い。


虫が怖い。(でも息子はまさかの無類の虫好きとなり、夏はカブトムシと暮らさねばなりません(涙))


胃腸炎が怖い。

(インフルエンザよりも何よりもしんどくて、ヘロヘロになりながら毎度点滴を打ちに病院に行きます)


等など、

挙げていくとキリがないくらいに

私は怖いものだらけなのです。


去年、家族旅行に行った時も

男達はスパを満喫したのですが

残念な私は生理になってしまったので

部屋のシャワー。


でも、ホテルの部屋に1人でいるのが怖くて

スパのフロントで男達を待つ始末。


更には部屋でのシャワーさえも怖くて、

シャワーカーテン越しに息子にゲームをして待ってもらいながら、やっとシャワーを浴びれました。


これは、息子を産んで良かったランキングBEST5には入る!!


あ、ちなみに家に虫が出た時は

息子を産んで良かったランキングBEST3です。

(ひどい母)


家に居ても、

未だに1人の時にはお風呂に入れませんし、

夜中のトイレも怯えまくりです。

(自分の家なのに…)


昼間は昼間で、

鍵は必ず2つかけて、防犯上チェーンは必須。


なのに、夫は真逆の無頓着なので

鍵もかけずに出掛けたり

帰ってきてもそのまま開けっ放しだったりして、数時間後に鍵がかかっていなかった事の恐怖に慄く私。


たまに、なーんで私ばっかりビクビクして

生きなきゃダメたんだ〜と泣きたくなります。バカみたいに。


以前、職場の先輩から

「そんなに怖がりだってことは、前世で相当人を恐怖に陥れていたのかもよ」

と冗談で言われた事があります。


たまにその言葉が頭を過ぎり、

「そんなのって酷すぎる〜!!」って

やっぱり泣きたくなります。


でも、

電車で友達の見ている中で

知らない人に鼻を触られたり、

(信じられないけれど本当の話)

子供の痴漢にあったり、

不審者に車に無理やり押し込まれそうに

なったら、怖がりになりませんか?


幽霊とかはまた別としても。

そこもちゃんと怖いけど。


もちろん、夜道も怖い。

人気の少ない早朝も怖い。


その癖、昔は少しスリリングなミステリーな映画を何本も見ちゃって、

更に怖さは増すばかり。


本当にバカヤロウです。


だから、やっと今はミステリー系のテレビは一切見ません。



たまに思うのです。


キックボクシングとか習ったら

怖がりじゃなくなるだろうか…と。


まぁ、ソファーの上でパレードしている人間がやる訳ないですね(笑)


ただ、最近は更年期が早めに始まろうとしているのか、何なのか、

血の気が多い気がしていて。

電車で不審者に会うのが怖くて、

すぐに寝たフリをしてい私が、

「何かしてきたらコラ、ただじゃおかないからなコラ!!」

という強気な気持ちになっています。



ひょっとしたら、

戦闘力ゼロから上がる予感!?

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