死占(しせん)

作者 シラシラ

98

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★★★ Excellent!!!

出版社に勤務する主人公が耳にしたのは、『シセン』と言うアプリ。
様々な便利機能の備わったこのアプリは、若者の間で大流行。皆次々とインストールしていきます。そこに潜んでいる、危険に気がつかないまま……。

時を同じくして、増え始めた自殺する若者達。
自殺と『シセン』、この二つに関係があると考えた主人公は、先輩と共に調べ始めますが……。

迫り来る恐怖と、逃れられない絶望感が濃厚に描かれていて、読む手が止まらなくなりました。

捜査の先に待っている結末とは? 恐怖のアプリが巻き起こす、現代のホラーです。

★★★ Excellent!!!

科学が発達した現代。幽霊や妖怪、呪いについて声を大にして語っても、、まともに取り合ってもらえないことも多いのではないかと思います。では、主にそれらを題材としたホラーと言うジャンルも、時代の流れとともに消えていってしまうのでしょうか?
いえ、そうではありません。たとえ非科学的なものが信じられなくなったとしても、人の心に恐怖と言う感情がある限り、多少形を変えることはあっても、時代に合わせてホラーと言うジャンルは存在し続けることでしょう。
本作も、そんな今の時代にあったホラーとなっています。

本作の鍵となるのは、若者に人気のシセンと言うアプリ。一方世間では、若者たちの自殺が増えてきていることが社会問題となっていました。
シセンと自殺。この一見バラバラの二つの関係を探るのが、本作の主人公真冬。出版社に勤める彼女は、ふとしたことから知り合った女子高生、風香から、友達が自殺したのはこのアプリに原因があると言ってきます。

ならばと真相究明に乗り出す真冬ですが、その魔の手は彼女自身にも迫ってきていたのです。

アプリと言う非常に現代的な要素をメインに持ってきた本作。それに伴い専門用語も数多く登場しますが作中でしっかり説明があるので問題なく、何よりその細かな書き込みが、もしかすると実際にこんな事が起こり得るんじゃないかと言う臨場感を与えてくれました。

恐怖のアプリに関わった結末は、どうか自分の目でお確かめください。

★★★ Excellent!!!

まずは一言。
今作品はかなりの力作であり、傑作です!!

若者達に絶大な人気の『シセン』というアプリ。そんな中、社会では自殺がこの最近多発しているという問題に直面していた。

この物語の主人公、食欲旺盛の真冬ちゃんは週刊誌の出版社に夢を持って入社するも、相棒であり、パートナーの先輩と共に仕事をこなしていく中、とある女子高生と出会い、物語が動きます。

そこで耳にするのはとんでもない事実だった。

この作品に対する思い。
気概や熱意。
よくプロットを練られている、そんな感覚さえ伝わる凄い作品です!

某作品で一躍有名になったホラー作品、着信〇リなんかが、いい例ですが、もう気になる、気になるのオンパレードで、最終話まで早く見たくてたまらないです!

ホラー、死、絆、そして恋。
全てを詰めても語りきれないシラシラ節はここです!!

やはり、作者様のキャラクターの動かし方は神がかって、めちゃくちゃ入るんですよね!

是非ご覧ください!!

★★★ Excellent!!!

死占(しせん)という、恐ろしいアプリを題材に展開していく物語。

リアリティと緊張感の中、物語が向かい流れていく先にあるものは何か?


死の恐怖と絶望と……私達読者が知ることを許されたものは何か?

物語が描ききる恐怖の先にあるものを、是非見届けてください。


★★★ Excellent!!!

謎のアプリが原因と思われる連続自殺事件。
謎を追う記者の真冬と先輩はアプリをインストールした女子高生と
知り合い、そして……。

本編を追っていくと、実はこれが、と分かっていくのが
面白くてごにょごにょ(お楽しみはこれから、です!)

本作が受賞できるよう祈っています! 飛べ、死占!

★★★ Excellent!!!

若者に人気の神アプリ『シセン』
世界では若者達の自殺が増えていることが社会問題となる。
出版社に勤務する主人公は、週刊誌の特ダネを探していてこのアプリの存在に気付く。
次々と自殺に追い込まれていく被害者たち。
そして、主人公もそのアプリで占いを聞いてしまう……。

コンピュータ関係の専門知識に詳しい著者が執筆した渾身の作。
先輩や先輩の友人とともに犯人を探し事件を解明していく様は、臨場感がありハラハラの連続です。

――シセンの音声占いを聞いた主人公は、果たしてどうなるのか……。
同じく、その先輩は……。

結末は、あえて伏せておきます。
是非ご一読下さい。

★★★ Excellent!!!

スマホを媒体として広がる人気アプリ「シセン」。
利用者が次々と死んでいく事件を追う記者、真冬と哲平だが……。

スマホがないと生きられないという人も多い中、このアイデアはとても現代にマッチしていると思います。
考えなくアプリをインストールして日常を費やす現代人に警鐘を鳴らしているようにも感じられ、とても考えさせられる部分がありました。

そして、出版社の先輩と後輩という仲である主人公二人のやりとりも楽しく、死を追う中で愛情や信頼が培われていく様子がまた素晴らしかったです。

さらには、哲平の友人である天才カツが問題を解決していくのも爽快で、全体的に完成度の高い作品でした。

大変楽しい作品をありがとうございました!