第56話 嫌なデート④
目を閉じて迫ってくるマイケル君。
ここでこれを避けてしまうと優希の場所は教えてもらえない。
このキスを一回我慢すればいいだけ、だけれども嫌だ。
悩んでいる間に叙々にマイケル君が近づいてくる。
バシン!
やってしまった。
マイケル君の顔をビンタしてしまった。
「ごめんなさ…」
「…今僕…僕の顔を叩いた?…顔は命なんだぞ!」
マイケル君が怒って拳を振り上げ…
「お客様。喧嘩ですか?」
丁度観覧車が下に着いて係の人が扉を開けてくれたのだ。
流石にこの状況はまずいと思ったのかマイケル君は何もせずに黙って帰って行った。
優希の場所は教えてくれなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます