第46話 どうするのがいいのか …①
「また、坂上は休みか」
先生が出席確認をしている。
桜井さんがアメリカに行って3日経った。
この3日間、優希は学校に来ていない。
「うーん。今度坂上さんの所に行って溜まっているプリントを渡しに行かないといけないな」
「先生。私が持って行ってきます。ついでに色々言いたい事があるので」
「じゃあ野輪さんにお願いしようかな」
放課後
ピンポーン。
………
ピンポーン。
………
ピンポーンピンポーン。
………
ピピピピピピピピピピピピ…
………
こんなにインターホンを連打しているのに優希は出て来ない。
やっぱり相当落ち込んでいるのであろう。
「優希?居ないの?学校のプリント持って来たんだけど」
………
全く反応がない。
もしかして死んでいるんじゃないか。なんて考え始めた。
ガサッ。
扉の下から紙が出てきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます