第37話 サプライズ②
なんとか桜井さんの誤解を解くことに成功した俺は文化祭実行委員を呼んでこの事を話した。
「どうしましょ。みんなルビーちゃんを待っているのに」
いったいルビーちゃんはどこに行ったのか。
「話は聞かせてもらったわ」
控え室に人がゾロゾロと入って来た。
「あのー。どちら様ですか?」
俺が入って来た人に質問すると、実行委員の人と桜井さんが驚いた。
「優希知らないの?有名なアイドルグループの人達よ」
どこかで見たことのある人達だなと思っていたらそういう事か。でも、なんでそのアイドルグループがここに?
「私達はルビーちゃんの応援に来た。そして、ルビーちゃんが居ないって言うのを聞いて助けようと思ったの」
な、なるほど。
アイドルグループのリーダーが俺の手を握りながら言ってくるから正直圧がすごい。
「だから、私達がライブをして時間を稼ぐ。その間にルビーちゃんを連れてきてね!」
どんどん俺に近ずいて言ってくる。
「わ、わかった」
「それじゃあ。お願いねー」
実行委員とアイドルグループの人達は行ってしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます