第26話 夏休み⑤
開いた口が塞がらなかった。
だって、桜井さんが僕…じゃなくて、俺の家に来たんだから。
「やっぱり、いきなりは、迷惑だったよね。今日は、帰るよ」
「いやいや、そんなことないよ。狭いけど、上がって」
そう言って、桜井さんを家に上げて、先に奥に行かしてから、志賀さんになんで、桜井さんと帰って来たのかを聞いた。
「いやー。帰りにばったり会って、暇そうだったから、誘ったんだよ」
「桜井さんと知り合いだったんですか?」
「あぁ。家が近所で」
…正直に言おう。かなり嬉しい。
桜井さんは、仕事などで忙しく。桜井さんと遊ぶことなんて、夢のまた夢だと思っていたのに、なんと、今桜井さんは、家に来ているじゃないか!
そんなことで、俺は、いい気分で、みんなの所に行くと。
「負けた~。悔しいぃぃぃ」
光が負けて悔しがっている。
どうやら次は、大○闘ス○ッシュブ○ザーズをやっていて、負けたみたいだ。
相手は、桜井さんだった。
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