第12話 恋をして③
「…という訳なんだ」
とりあえず光にこの状態の説明をした。
家に入って、最初は驚いた光だったがすぐに馴染んでいる。
「なるほどね。それで、弱みってなに?」
「自分の事じゃないんで言うことは出来ないんですが、実は、妹のことで…」
「ふーん。いいお兄ちゃんね。良いわよ、私も手伝ってあげる」
光はまず、お姉ちゃんの好きな男性のタイプを俺が連絡して聞くように言った。
数分後
「連絡して聞いた結果、好きな男性のタイプについても聞いた。とりあえず、普通に賢くて、自分より強い人」
それを聞いて光が悩んでしまった。
「普通に賢い人ってどんなの?」
それから、いろいろ話し合った結果、普通に賢いのは高卒でいいんじゃね、になった。
「すいません。僕…中卒です」
新たな問題が出て来た。
だが、もう日も暮れて遅い時間なので、一旦解散になった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます