バードショック
昼食はバード
そいつの唐揚げ
これがいつか空を飛んでいたという事実が
おれにはどうしても理解、出来なかった
「………それ、ニワトリですよ」
アルバイトの店員は言った
なんだ
偽バードか
(おれの頭はおかしくなってしまったのだろうか?)
一瞬、疑った
いやそうではない
おかしいのはこの世界の方なのだ
だからおれは戦うことにした
リュックサックから母さん手製のおむすびを取り出して店内で頬張った
はらぺこでは戦は出来ない
たしかそのようなことわざが昔あったな
よく覚えてはいないが
何しろ人間の脳細胞には限界がある
余計な知識など詰め込む場所は何処にも無いのだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます