おれの葬式
おれの人生は
とても素晴らしいものだった
だって友達がたくさんいたから
友達が
おれの葬式でわんわん泣いてくれた
それを斜め上から満足げに眺めていた
帰り道で友達はチョココロネを食べ出した
まさかチョココロネではないだろうとおれは思った
チョココロネだった
おれは
もしかしたら何か大きな勘違いをしていたのかもしれなかった
まあ、もうじき何もかもどうでも良くなる予感はしているけど
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