バスケやろうよ!【後編】



ケリーとアルトとルーク、そしてハミュエラは同じクラス。

今年の1年生が使う校舎は、去年4年生が使っていた校舎だ。

作りは同じだが棟が違うため渡り廊下を通る。

ケリーたちのクラスは確か…。


「おや、こんなところでヴィンセント君」

「…………」


ニッコリ笑ったミケーレ…だと⁉︎

そりゃいつの間にかうちのクラスの担任に成り代わってやがったので朝と帰りは強制エンカウントだけど…。

なんでこいつが1年の校舎に……って、あ…道が魔法研究所に続いてるのか…そうか…。


「サボタージュですか?」

「違います。1年生の方に用があって…」

「そうですか…」

「……、……?」


朝と違って……というか、これまでと違ってどことなく元気がない?

いや、テンションが低い?

笑顔も輝きがないし…。


「そういえばレオハール王子とヴィンセント君は仲良しでしたよね?」

「は? はぁ、まぁ…」


な、なんだ?

レオに何かするつもりか?

ぶっ殺すぞ。


「戦巫女は見つかったでしょうか?」

「……え…、……あ、ああ、いえ、そちらはまだ…」

「……そうですか…、……やはり……」

「…………」


そうか…そういえばそれもあったな。

時間軸的に戦巫女は今年の『星降りの夜』に異世界から召喚されるはず。

ミケーレは魔法の研究者。

魔法は戦巫女がいなければ使えない。

お嬢様も「戦巫女が現れなければ、魔法に関して今出来ることはほとんどない」って言ってたっけ…。

それに、レオが魔法研究所の予算が騎士団の予算を圧迫して険悪ムードが続いてて困っていたな。

とはいえ、魔法に関して研究所側が成果を出せなければ、予算は削られても文句言えない。

戦争の準備のメインは騎士団だしな…。

だがそれで困るのが魔法研究所の後ろ盾になっているセントラル南区の領主、オークランド侯爵。

援助の名目で金は出しているらしいが、国の補助金と魔法研究所から出た利益は我が物顔で独占している。

レオ曰く「国の補助金に関しては魔法研究の為のものだから、オークランド侯爵が得て良いものではないんだけど…、…彼の懐からも魔法研究所へ出資がされているのは事実だから今のところ様子見」との事。

まあ、要するに国の補助金と合わせてポケットマネーで援助しているオークランド侯爵にも、魔法研究所から出た利益が入るのは致し方ない部分もあるけどね、って事だ。

だが、先程言った通り今、魔法研究所でやれることはほとんどない。


「出来れば早急に見つけて頂けるよう、ヴィンセント君からもレオハール様に進言していただけないかな?」

「…伝えておきます」

「お願いします」


しおらしい…。

キャラが違い過ぎて鳥肌立った。

…だが、それだけミケーレの立場が悪いってことか。

オークランド侯爵は権威そのものはそれ程強いわけではない。

セントラルで力があるのはやはりディリエアス公爵、リセッタ侯爵、そしてリース伯爵。

うちの旦那様は来年、侯爵に爵位が上がるからより、その権威は確固たるものになるだろう。


「…………」


ところでふと思ったんだけど…そうなるとケリーは伯爵家の跡取りではなく侯爵家の跡取りにならないか?

『フィリシティ・カラー』ではガッツリ『伯爵家子息』の設定だったんだけど…んん?

ま、またゲームとの差異が増える、な?

だ、大丈夫なのかこれ。

本当に戦巫女召喚されるのか?

召喚されないと戦争に勝てる気がしない…。

ミケーレじゃないけど、戦巫女に来てもらえるよう…それとなくレオに進言はしてみようかな…。










********





「とりあえず3対3でやってみるか」

「練習がてらですから、あまり本気でやらないで下さいね、ハミュエラ様」


エディンが腕をまくる。

俺が借りて来たボールをハミュエラへパスすると、満面の笑顔で「はーい!」と元気の良い返事が返ってきた。

元気なのはいいことだけどな…。


「怪我には注意しろよ! ルーク・セレナード、水分の用意を頼んだぞ」

「はい! お茶の淹れ方はこの間お義兄さんに教わったので…がんばります!」

「一試合ごとにちゃんと水分補給して、木陰で体温を下げるんだ! ハミュエラ!」

「わかってるぅ〜! んもーアルト最近心配症過ぎてうっとおしーい。 俺っち大丈夫だも〜ん」

「大丈夫じゃないぞ、ハミュエラ! ちゃんとアルトの言う通りにしろ!」

「え〜〜…ライナスにいにまでうちの執事みたいですー…」


…うちのルークがナチュラルにアルトに使われているのは…なんと言っていいのやら。

複雑ではあるが、アルトの言うことはごもっともなのでケリーも腕を組んで何も言わない。

まあ、ルークのお茶淹れの練習にもなるしな。


「なぁ、ヴィニー」

「なんだ?」

「俺、バスケやったことねーんだけど」


……ここに来てケリーからまさかの…。

あ、でも確かにリース家の屋敷にもバスケコートはねぇな?


「本来は5対5でやるスポーツだけど…まあ、初めてのやつが多いし、大雑把に説明すれば左右のゴールにボールをぶん投げてたくさん入れた方が勝ちだな」

「成る程?」

「細かいルールなんかはやりながら教えるよ」

「ん」


…ん、うーん…やっぱり、微妙にいつもより距離を感じる…。


「アルトはやらないの?」

「オレはそこの木陰で待機しております…」

「そう? まぁ、無理にとは言わないけど…」


レオがアルトを誘うが、首を振られてしまう。

だが、その脇には数冊の医学書と救急箱。

心配そうな2人分の眼差しがハミュエラを睨んでいるが、当人はすでにやる気満々。

これにはレオも苦笑する。


「それでハミュエラ様、チーム分けはどうするんですか?」

「公爵家対そうじゃないチームでどうでしょー⁉︎」

「つまり俺とレオとケリー対、ライナス様、エディン、ハミュエラ様ですか。いいんじゃないんですか?」

「そうだな。俺は異論なし」

「なんとなく失礼な言い方をした気がする…。申し訳ありません、レオハール様!」

「え? ううん?」


どちらのチームにも経験者が入る。

…まあ、俺がバスケしたの高校が最後だからかなりうろ覚えだな。

簡単な準備運動の後、ドリブルやパス回しの練習をしていざ出陣。

ライナス様は思った通りパワーで押してくるし、ハミュエラはちょこまかちょこまか…小回りが利く分厄介だ。

未経験のエディンもさすが、覚えも早いし動きもいい。



「ほっ」



けど…!



「うわああぁ! レオハール様にまた抜かれたですー! ホントに初めてですか!」

「え、あ、うん、初めてだけど…」


スパーン、と綺麗にスリーポイントを決めたレオ。

抜かれたハミュエラは頬を膨らませて地団駄を踏んだ後、肩を落としてしょんぼりとした。

ちなみに俺の後ろにいたケリーが「ハミュエラ・ダモンズがレオハール様にはそこそこまともな敬語を使ってる…!」と驚いている。

うん、そこは俺も思ったけどな…。


「うー、執事のオニーサマといいレオハール様といい…世の中すごい人がたくさんいるんだもん驚き桃の木山椒の木ー」

「…なんて?」

「古…。どこで覚えてくるんですかそういうの…」


ゲームの影響なのか?

ハミュエラってたまに昭和っぽいこと言うよな…。

そのうち「当たり前だのクラッカー」とか言い出しそう。

今の子ネタ分かんないよ。


「ハミュエラ、一度水分補給をしろ」

「えー」

「ハミュエラ様、アイスティーお淹れしましたよ」

「わーい、ルクたんのお茶飲むー」

「…………」


ケリーのなんとも言えない表情よ。

…しかし、ルークはケリーの従者。

なんとなく、ハミュエラとアルトの方がルークと仲良く見える。

付き合いそのものはケリーの方が長いから、意味合いが違うかもしれないけど…。

なんとなく1年生組の中で、ケリーが孤立しているように見えてしまう。


「ハミュエラが一休みしたらチーム替えしてみる?」

「…そうだな…」

「? …なに、エディン?」

「いや、別に」

「?」

「?」

「?」

「…………」


不思議そうなライナス様とレオとケリー。

うん、俺はなんとなくエディンの気持ちが分かる。

…そうだな…レオが楽しそうだもんな…。

去年の事を思えば、レオは今頃マリアンヌ姫のお茶会のために城へ帰っていただろう。

こんな溌剌とした笑顔も見る機会はなかったし、スポーツで汗を流す事も…レオの身体能力の高さを思えばあまりない事だ。

エディンの目元が優しくなる。

…変わってくれたのか、いい方向に。

良かった…。


「皆さん、こちらでしたか」

「スティーブン! 授業は終わったのか?」


おっとここでスティーブン様が授業を終わらせて合流か。

本を数冊手に、上品に微笑む。

ぱあっと明るい笑顔のライナス様にその微笑みが向けられて…なんとなく、一瞬だけ2人の世界…。

キルトの敷物の上に座るアルトが立ち上がり、スティーブン様の座る場所を作る。

おお、アルトがきちんと紳士やってやがる…!


「スティーブもやる? バスケット」

「いえ、レオ様…私はご遠慮します。ローナ様は…」

「お嬢様は本日、お料理専攻の後に薬学の授業がおありです。3時にはいらっしゃいますよ」

「そうなのですね。では、それまで私もアルト様の横で読書をさせて頂きます。宜しいでしょうか?」

「はい、オレは構いません」


スティーブン様と目を合わせずに、やや俯き気味で敷物の端に腰を下ろすアルト。

なんだか去年のスティーブン様みたいな反応。

ライナス様がどちらにフォローを入れるべきか分からず右往左往してる。

…まあ、ライナス兄さん大好きなアルトからするとスティーブン様の存在は複雑極まりない、か。

そ、そうだよなー…。


「はいはーい! 俺っち次はケリーと同じチームが良い〜!」

「断固拒否する」

「執事のオニーサマは経験者だし、未経験の人と遊びたい〜! よろしくお願いしますね、ディリエアス家のオニーサマ!」

「…はぁ……?」

「驚くほど殺気が隠れてないぞケリー・リース」


顔面から溢れ出るエディンへの殺気。

しかしそんなケリーに対し優美な笑顔で言い放つエディンの成長具合といったら…。

去年、俺の威嚇にビクビク震えていたお坊っちゃまと同じ奴とは思えねーな。


「…大体ローナとは婚約解消しただろう。なんでまだ俺に対して殺意満々なんだよ」

「…それで義姉様に対してしてきた事が許されると思っておりませんよね、エディン様?」

「ん? ローナに俺がした事? ご存知の通りなーんにもしていないぞ?」

「そ、う、で、す、ね! なぁーーーんにもなさってませんね!」


…その何にもしてない事がケリーの癇に障っているのだが、それをあえて逆撫でしてきたか。

成長する方向が違うぞエディン。


「あれ? ディリエアスのオニーサマとケリーは仲良しなんですねー?」

「それ本気で言ってるんですかハミュエラ様」

「え? 執事のオニーサマには仲良しに見えないんですかー? 俺っちにはとても仲良しさんに見えますー」


……うん、さすが。

あ、いや、この険悪な空気はハミュエラの出番だろ。


「それよりもう1試合してみようよ」

「はーい! いっきましょーう!」

「ぶっ」

「ぐっ!」


さすが…。

レオの一言に飛び上がったハミュエラがケリーとエディンの首に腕を回す。

…ハミュエラのリミッターが外れた腕力に首を掴まれた2人の顔は、一瞬で苦しげなものに変わる。

や、やめてあげてー…!




「とあ!」


……それからメンバーを変え、休憩を挟みながら約1時間。

すっかりみんなシャツ一枚と薄着になり、汗を拭う事もなく夢中にプレーに没頭している。

仕方ない、みんな男の子だ。

負けるのはやはり面白くない。

それに、体を動かすのはやっぱり気持ちいいしな。

今は俺とレオとエディンのこっそり血縁チームとライナス様、ハミュエラ、ケリーのデコボコチーム。

しかし、ケリーが地味にルールを覚えてきて戦略をライナス様とハミュエラに指示するのでこれがなかなかに…!


「くそ! 邪魔だベックフォード!」

「エディン!」


高身長のライナス様はまさしく壁。

レオが声をかけると、ワンバウンドのパスをする。

素早くそのボールを奪おうとするハミュエラを俺がマーク。

レオが確保したボールをついて一気に敵ゴールへと詰めた。


「そう何度も……あ!」

「ほいっと!」

「あー! またやられましたー!」


ケリーがレオのマークに入るが、その前にレオがスリーポイントシュートをスマートに決める。

さすが…。


「皆さーん、アイスティー、新しいの淹れました〜」

「そうだな、そろそろもう一度休憩しよう」

「そうですね」


結構汗だくになっちまったなぁ…。

こんな汗だくの汗臭い状態ではとてもお嬢様をお迎えに行けない…。

やばい、楽しくてすっかり夢中になってしまった。


「あーやばい。本来の目的を忘れて汗だくになっちまった」

「お前もかケリー…」

「…けど、やっぱ思い切り体を動かすのはたのしーな!」

「……ああ」


ニッ、と見上げてくるケリーの表情は晴れ晴れとしていて、こちらまで気分が高揚してくる。

ああ、やっぱこいつはこうでないとな…。


「おいコラ、レオ、腹を出すな」

「え?」

「王族が無闇に肌を晒すな」

「えー、そんな決まりあった?」

「それでなくともこの間、ヴィンセントがヘンリエッタ嬢に半裸見られて1週間も休まれていただろう」

「あ、はい…」


……うっ。

後ろでなんかエディンとレオが俺に対して耳の痛いこと言ってる…。


「ライナス様、このタオルをご利用ください」

「あ、ああ、ありがとう、スティーブン…」


だが斜め向こうは2人の世界だ。

目を逸らす。


「半裸見られて1週間休まれたって、この間の宝探しの時か? ヴィニー」

「ぐっ」

「お前たまに抜けてるよなー」

「やかましいわ!」


脇を小突いてくるケリーの腕を小突き返す。

…ああ、もやもやが晴れていく。

良かった、本当に良かった…!

お前とあのもやもやした空気は耐えられなかったんだ。


「ハミュエラ、水分補給はちゃんとしろよ。お前は茶ではなく水だ。ほら……」

「飲ませてアルトー!」

「自分で飲め! 暑苦しい抱き着くな!」


そうだな、お茶は利尿作用があるから水分補給にならないものな。

まあ、熱された体を冷やす分には良いかもしれないけど。

そういえば普通にアイスティーが手渡されたけど、ルークのやつ銀雪鉱のバスケット……俺の前の世界で言うところのクーラーボックス、持って来てくれたのか?

置き場所教えたっけ?


「ケリー様、お義兄さん、お茶です」

「お、ルーク〜、お前もお茶が大分ましに淹れられるようになったな〜?」

「わぁ、ほんと、です、かぁあ、あう、あう」

「コラコラ」


ケリーがテンション上がってルークの頭をゴリゴリ撫でる。

一応撫でてる部類か?

あ、わしゃわしゃか?


「……いいなー…」

「ん?」

「ヴィニー、僕のことも撫で撫でして? ねえ、いいでしょうお兄さん」

「どうした⁉︎」


レオも運動による開放感でテンション上がってる?

俺の腕に抱きついてきてなんという天使なおねだりを…。

やばい、なにこの胸キュン。

そ、そうかぁ…レオは俺の血の繋がった弟だもんな…。

これまでケリーという弟分はいたけれど…、レオは俺の本当の弟。

前世では兄貴と妹はいたが弟はいなかった。

そりゃ妹は妹で可愛かったけど、弟にわずかながら憧れが残っている俺としては…このおねだりの破壊力はっ…!

くっ、さすが乙女ゲームの公式ゴリ押し不動の人気No. 1攻略キャラ…!

身内という欲目を抜きで天使過ぎる…!


「…………」

「…………」


…エディンが凄く面白くなさそうだけどな…。

お前…その圧やめろ…。

気持ちは分かるけど!


「…よしよし」

「えへへへへー」


天使かな?

ああ、レオが久しぶりに癒し系に戻ってきてくれた…。

ケリーとのもやもや空気も解消できたし、レオもルークも“おとうと”たちは天使で可愛いし…。

あれ? なにか大切な事を忘れているような…?

なんだっけ?


「皆さん、そろそろ切り上げて着替えてこられてはいかがですか? 3時までまだ少しお時間はありますけど…そんなに汗だくではお茶の席にお招き出来ませんよ」

「む、そ、そうだったな」

「あー、忘れるところだった」

「そ、そうですよ!」


スティーブン様が俺やレオやエディンにもタオルを手渡してくれる。

そうだ! なにか大切な事を忘れていると思ったら!

お嬢様があと40分程で最後の授業を終わらせてこられるんだ!

3時からはお茶会。

こんな汗だく汗臭でお迎えなど出来ない!

今度こそちゃんとシャワー浴びて来なければ!


「俺っち汗かいてませーん、スティーブン様ー」

「…そういう問題ではありませんよ、ハミュエラ様」

「そうだぞ馬鹿! いいから浴場で体を清めてこい!」

「はーい。お風呂は気持ちいいから好きだし行く行く〜! みんなで裸の付き合いですねー!」

「そういえばみんなでお風呂なんて初めてだよね!」

「そうですね! みんな一緒はたのしーですよねー!」

「あ、ぼく…お茶会の準備を始めておきますね…!」

「ああ、頼むなルーク。戻ったら俺も手伝うから」

「はい!」


それにしても…ハミュエラと普通に会話するレオすごい本当すごい…。

俺会話成立しなかったよ…。


「風呂か……」

「? エディン様、なにやら機嫌がよろしいですね…?」

「いや? 別に?」

「………………」


和気藹々としたレオとハミュエラとライナス様。

の、後ろからついて行く俺とエディンとケリー。

しかし、エディン大嫌いなケリーでも分かる程エディンの機嫌がいい。

周囲にお花飛んでる。


「風呂好きなのか…?」

「……そうだな…」


俺は騙されないぞ。

こいつはレオと一緒に風呂に入れるのが嬉しいに違いない!

何故ならこいつはレオ大好きだから、色んな意味で!

…これは俺が風呂場でレオをしっかり守らなければいけないやつ…!


「そういえばお前と風呂に入るのも久しぶりだな」

「…………はぁ…!」

「? な、なんだよその大きなため息…嫌なのか?」

「うちのケリーが今日も良い子!」

「……お前それやめろ」


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