第4話 なんてたってアイドル降臨
入学式から、二日目、大輝たちのクラスに、転校生がやってきた。
「はじめまして、今度、春海高校に転校してきました、更科 はるかです。よろしくお願いますします。」
はるかは、そういって、ペコっと頭を下げた。
クラスメイトの雄大が、涼介に言った。
「おい、更科 はるかって元KGBのアイドルじゃないか?」
大輝「そ、そうか?」
雄大は、
「俺、ファンだったから、間違いない。」
そういえば、外見が、違う。ミニスカートだ。
ちなみに、ここの高校は、服装は、自由。個性を発揮できる子が、優れている。
大輝「けど、タイプじゃねえ。」
嘘だった。大嘘だ。好みだ。
しかし、後ろの2人に警戒していた。
振り向くのも、怖い。学習能力も、ついてきた。
すると、あすか「本当に、タイプじゃないの?可愛いじゃない?先生も美人で、恵まれてるわねえ。」
「罠だ、コイツは、すぐに、俺を引っ掛ける」と
大輝は、こころの中で、つぶやいてみた。
ここはひとつ、我慢だ。アタックすべきは、時を選べだ。大輝は、ひとつ大人になった。
放課後、大輝は、はるかと一緒にいた。いつもの2人は、体育館の倉庫にいたので、そのことを、知らなかった。
「はるか、今日、俺ん家来ない!いろいろ、この町のこと、教えてあげるよ。」
大輝「ごめんなさい、今日は、用事があるの。また、今度誘ってね。」
大輝
_var_mobile_Media_DCIM_100APPLE_IMG_0089.JPG
は、振られた。そりゃ、しょうがない。アイドルだもの。男は、星の数だけある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます