　屋敷にてミフィレンを連れて帰ろうとしたニッシャは、見た目だけ幼い少女？のアイナと乳幼児のラシメイナの制止により、暫しの間面倒を見る事になった。

　修行と言う名の数々の【嫌がらせ】に耐え、徐々にだが打ち解けていく様な気がしてきた矢先、五年前の都への永久追放の原因となる、部隊長の娘がアイナだと知り、ミフィレンへの未練がありながらも、復讐に囚われた心を救うためにその命を絶ったニッシャだった。

　一方で精霊探しの任務に付いたノーメンとセリエは、【深淵の渓谷】にて蟲毒玉を取り込んだ、【暴食万足（ｸﾞﾗﾄﾆｰｾﾝﾁﾋﾟｰﾄﾞ）】と交戦し、瀕死の重体を負ってしまうノーメンの前に現れた人影が、【時の魔力】により、二人を気分で救い出す。

【晦冥の奈落】に行くように仕向けると忽然（こつぜん）と姿を消した。

　父の仇を討ち、ニッシャを殺害した余韻に浸るアイナだったが、悲しみに暮れるミフィレンを見て過去の自分と重なり、してしまった事への過ちに気付き心を改める。

【命の灯し火】を再び付けるため、弟子であるバルクスと共に【晦冥の奈落】へ旅に出る。

【任務班】

　アイナ、バルクス、ノーメン、セリエ、ニッシャ（死亡）

【待機班】

　ミフィレン、ラシメイナ、炎犬（えんけん）、荒猿（あえん）、消鳥（しょうちょう）

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