嘘の味

とびっきりの嘘を作ろう

愛情たっぷり

丹精こめて

手間暇かけて

そうしてできたとびっきりの嘘は

きっと美味しいにちがいない


どんな味がするのだろう

手を伸ばしては引っ込める

だって私は嘘だと知っている

堪能することなどできるはずもない


これぞという人に

これぞという瞬間に

このとびっきりの嘘を味わってもらわなくちゃ



ずっとそのチャンスは訪れていないけれど

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