第13話天魔界総裁会談に向けて
アオイ:天界宇宙財界に巣食う悪を一掃するべく天界、魔界両宇宙の金融界を代表する7人の銀行総裁が集う会談の開催が決まりました。
天界時間10:00 ローラント王国黒耀銀行ローラント支店
エリカ:天魔総裁会談?
千歳:天界の財界に巣食う悪党どもを退治するには、天界の財界を統治する3大メガバンクと魔界の財界を統治する4大メガバンクの連携が必要なの。
エリカ:そのための総裁会談ってわけね。
千歳:そういう事♪
エリカ:天界の3大メガバンクって言ったら『ナイリア銀行』イシス族のメリル・ラクシャータ総裁。『
千歳:そうよ。
エリカ:で、開催地は?
千歳:ウチが本店を置いてる天照大神様のお膝元『高天原』よ♪
エリカ:た、高天原って!そりゃあ、14天界王の東方サイド筆頭のアマテラス様のお膝元だったらこれ以上にないくらい安全だけど・・・そんなのよく許可が降りたわね。
千歳:それが・・・無許可・・・てへ♡
エリカ:てへ♡じゃないわよ!勝手にやっちゃダメでしょ!
千歳:だから〜、そこはあの『もぐもぐガールズ』と面識のあるエリカが・・・ねぇ。
エリカ:そ、そりゃあ、あの子はアマテラス様のお気に入りだけど。簡単にOKしてくれるかしら?
千歳:そこは〜、エリカが頑張って♪
エリカ:言うと思ったわよ。一応頼むだけ頼んでみるけど。
千歳:ヨロシクね♡
エリカ:はいはい。
2人の間を横切るミルフィー
エリカ:あれ?ミルフィー?お母さんはどうした・・・って、そのオムツ。
千歳:また何かプリントされてるわね・・・えっと、これを天界語に訳すと・・・
『根性』
エリカ:またアイツ等か〜!
同時刻 ローラント支店秘書課
秘書:今頃、困惑でしょうね♪
奇子:エリカ、流石に高度な天界語は魔界語に翻訳出来ないっしょ♪
秘書:ええ、ウチの総裁は日常会話程度しか喋れませんからね、天界語は♪
エリカ:根性とはまたお熱いモノ選んだじゃないの〜♪
※目が笑ってない
秘書:な、何で分かっ・・・あ。
千歳:そういう事♪
奇子:チッ、この弥勒菩薩まだいたのか。
エリカの両手に魔法陣が現れる
エリカ:レアとミディアムとウェルダン、どれが良い?
奇子&秘書:全て謹んでご遠慮させて頂きます。
秘書課に対魔法シールドを張る千歳
千歳:ごゆっくり〜♪
エリカ:お前等に選ぶ権利は微塵もない。よってウェルダン♡
奇子&秘書:イーーーヤーーー‼︎
黒焦げになる2人
奇子:燃え尽きたぜ・・・文字通り。
秘書:キレた総裁はいつもエゲツない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます