凶器が奏でる純愛

作者 黒髪アンナ

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★★★ Excellent!!!

革命は鍋から立ち上る湯気、革命の原因は鍋の下で燃える炎、人々は鍋の中で熱さに苦しむ、人々を救い出す為に素手で鍋の中に手を突っ込む人間がいる、主人公のグレーベルだ。

銃弾の雨の中で生まれたリリィとの絆、次々に現れるのは、不死身のバンビ、蟲使いに鴉使い、そうして、新人のリカルド、一体、この先に何が残るのか……まぁ、多分、愛は残ると思います。

★★★ Excellent!!!

何が正常で、何がそうでないか――
それは基準によりけりです。

ただ本作は、そんな「基準そのもの」について、とても考えさせられます。
基準という凶器によって殺される存在がある。
その凶器は何者が作っているのか?
正常ならざるのは、100人の中の1人ではなく、99人の方ではないのか?
まさに、世界の投影ではないでしょうか。

作者様の手になる、抜き差しならない示唆に富んだ作品です。

★★★ Excellent!!!

中年と少女、この組み合わせが好きな人は読んでみよう。さらに、ブラックホーク・ダウンやレオンが好きな映画という人も、読んでみよう。

この物語の先に、希望はもしかしたらないかもしれない。でも、この物語はそういう物語だ。超能力を持った主人公でもなく、最強チートの転生人でもない。ただ、血だまりと欲と戦争が支配した世界の物語だ。そこにひとかけらの愛が入っているのだ。

★★★ Excellent!!!

腐った世界、血生臭い戦場。そして甘く尊い主人公とヒロインの会話。
それらが絶妙に絡み合って、次へ次へと読ませる力に変換されていることが感じられた。ダークシリアスが好きならば、面白くないという感想は出ないのではないかと思う。
楽しみに続きを待とうと思う面白い作品なので是非、読んでみてはどうだろうか。

★★★ Excellent!!!

腐敗した政治と荒廃した世界、そこに生まれた革命軍と言う名の荒くれ組織、それと戦うために組織された自警団。
火薬と紫煙が漂うダークシリアスな世界観の中で、そこに生きる主人公が出会ったのは幼き少女。
彼は、欲望と暴力が渦巻く世界に生きながら少女を守るために今日も機関銃の引き金に指をかける……といった物語ですw
銃撃戦の描写が好きな方にオススメの作品ですw