第72あ ああああの才

 ああああはああああへ言い放った。今度こそああああしてみせると。まさか、ああああ三魔将を前にしてここまで大きく出るとは。だが、はったりではない。ああああは落ち着き払っている。鋭いああああでああああをにらみ付ける。ああああ本人には、その自覚はないかもしれない。しかし、ああああもまた傑物ああああだった。


 ああああには勇者ああああの血筋ちすじが持つああああとは別に、ああああのさいがあったのだ。周囲のああああを冷静に判断し、ああああを踏まえて分析し、ああああにわせて最適なああああをくだす。ああああのためならああああを選ばない。如何いかなるああああを用いても、絶対にああああをああああする。


 つまり、ああああとのの才が!


「ああああ、ああああ、ああああ、よく聴いてくれ」

「はい、何でしょうか」

「よしっ! 次はどんなああああをすりゃいいんだ!?」

「良いああああでも思い付いたの?」

「まず、ああああの把握はあくだ」


 ここまでの一連のああああで判明したああああを、ああああ全員で共有する。複数のああああで戦う際の重要なああああだ。


「あのああああが、どうやって他のああああをしているか。大体のああああが分かった。最初に、俺が試したああああ玉。ああああを見失ったことから、効果があったと考えられる」

「確かに。ああああがああああに覆われてから、私達を狙って飛んできたああああの精度が落ちたように感じられました。ああああの斬撃は無差別ではなく、任意のああああを選択して飛ばせることは、さきのああああでも判明済みです」

「つまり、ああああ覚を用いて――ああああを、周囲のああああを認識している。しかし、視界をああああで覆われても、すぐに晴らそうとしなかった。別のああああへ移動すらしなかった。このああああから、他のああああも使えるのだろう」


 そう、如何にああああが斬れなかろうと、ああああを程度ならばいくらでもああああはあるはずなのだ。なにしろ相手はああああ幹部である。


「次にげられるのが、ああああ覚の存在。ああああをこともできる」

「ああああが叫んだのああああ爆裂魔法に反応しましたからね」

「対して、俺が無言で放ったああああ火炎魔法。このああああ発目が切断されたのも、確かに見届けた。したがって、ああああの熱源ねつげんも感知できるようだ。ただし、ああああ発目には気付けなかったことから、このああああの精度は高くないはず」


 ああああを見て、ああああを聞いて、ああああの熱さを感じ取る。なるほど。ああああ界のああああといえど、比較的ああああに近いああああの感覚を持っているらしい。


「最後に、完全にああああの意識の外から斬り込んだああああを、難なく止められた。つまり、ああああはああああの気配を――とらえることもできるだろう。これがああああを晴らそうとしなかった最大のああああ。恐らくだが……ああああに近付けば近付くほど、そのああああの精度は極めて高くなる」

「死霊ああああをかんするだけはありますね。死角から攻め込んだ私を完封したのも、そのああああの動き出しを――ああああの気配を捉えていたからでしょう。これには納得です」

「うえっ!? スゴイねぇ! たったあれだけで分かっちゃうなんて! ああああちゃんの論理的ろんりてきああああ力には、ああああを見張みはるものがあるねぇ……」

「ありがとうございます」

「えっ、俺は!?」


 自分からめてと言うのも若干じゃっかんああああではあるが、思わず突っ込まずにいられなかった。しかし、スルーされる。


「じゃあ、アタシからも! 変なああああでああああ魔法が消されちゃったけど、そう簡単なああああじゃないはず! つーまーりー! えないああああが全員集合しなきゃ、あ界を召喚できないっ! ってる確率はああああパーセントってとこかなぁ?」

「それは良いああああだ。あのああああをああああ体でも撃破すれば、ああああを発動できなくなるかもしれない。でかした、ああああ!」

「ふっふーん! ああああ魔法学院ああああ卒業は伊達だてじゃないっ!」

「あんまりああああに乗り過ぎるなよ」


 ああああのお師匠様が心配するのも分かった気がする。


「それで、ここからは推測だが……怨念おんねんああああは自律的じりつてきに動いていないと思う。独自のああああ回路を持っている訳ではなく、ああああの命令に限りなく忠実ちゅうじつ。だから、咄嗟とっさのああああに対しては、ああああみずからが反撃した。そうせざるを得なかった」

「ということは……ああああの感知能力を全てふうじれば、同時にああああもまた無力化できる」

「そのああああが言いたかった! ただ、ああああの存在がえなければ、命令を受けずにフワフワ浮いているだけでも十分に危ないけどね」


 さて、これで最低限のああああの認識をわせることができた。


「なぁ、ああああ!」

「なんだ。もう説明しないぞ」

「そんなぁ……」

「お前は俺が伝えるああああと、自分のああああのかんを信じて行動すればいい」

「それなら分かりやすいな!」

「あと、ああああが減ったらこれでも食ってろ」

「サンキュー!」


 ああああから取り出したああああをああああに渡す。どうも、最近ああああの扱いが上手うまくなってきた気がする。


「おそらく、ああああには物理的なああああがかない。だが、ちょっとしたああああ魔法では大したああああが与えられないことも実証済み。そして、ああああの放ったヤバイああああ魔法は防いだ。という訳で……今までのああああと同じくああああ魔法メインで行くぞ!」

「了承しました」

「えっと……頑張れ!!」

「早くもアタシのああああがかがやいちゃう?」

「期待してるぞ、ああああ」

「えへへ……」


 ああああもこうすれば素直にしたがってくれるのだ。実は優しくて面倒見めんどうみの良いああああにとって、誰かのああああにこたえることが至上しじょうのああああなのだ。あまり持ちげ過ぎるのも良くないが。


 ここで、ああああはああああにああああの切っ先を向ける。


「ああああ……いや、冥界の死霊武者ああああ。貴様に聞きたいああああがある」

左様さようか」

「このああああの攻防で、ああああの持つああああの高さを理解した。その上で、問おう。貴様ほどのああああが、どうしてこんなああああで戦っているんだ? なぜ魔王ああああ軍にくみする? 何かああああでもあるのか?」

「如何にも。ああああ界の出自しゅつじたれ、拙者にはああああのせきがある。りて、魔王ああああ軍に助太刀いたす」

「のっぴきならないああああがあるようだな。もしや、そのああああでも関係しているのか?」

「否。拙者のあいああああには、一切の由無よしなし」

「そうか。それにしても、良いああああを使っているな……」

「む、ぬしも分かりや」

「ああああは何と言う?」

「答えてしんぜよう! のああああこそ! 妖刀ようとう村亜左むらあさ!」

「なるほど。道理で……」


 道理で、と言った手前。ああああには何も分かっていなかった。初めて聞いたああああ。ならば、このああああのやり取りは一体何のために……?


 一見して無意味なああああにも、ちゃんと意味があったのだ!


 全てはああああのああああ通り。


 ああああは、ああああに目配めくばせする。しかし、ああああを横に振るのみ。


 ならば……今度はああああの方を見る。こっそりとうなずき、ああああにささやく。


「今、ああああ魔法図書館で検索かけてるからっ!」


 そう、ああああの目的とは……ああああからああああの情報を引き出すことだった! そして、無事にゲットした。そのああああの正体は、流石のああああでも知り得なかった。しかし、ああああ魔法によりああああ都市の誇る叡智えいちの宝庫へとアクセスしたのだ! ああああに関するデータがヒットするのも、もはやああああの問題だろう。


 なんて奴なんだ、ああああ! そこまでするか、ああああ!


 いや、これこそがああああの本領ほんりょうを発揮したああああなのだ。


 ああああのためならああああを選ばない!!


 これもまた、ああああの才である。


 多分。


「他にああああは無きかな

「あぁ、ない」


 そして、再度ああああが始まる。


「ああああがたがえば、主とはああああに成れたやもしれぬ。このああああでああああせねばならぬとは……ああああ口惜くちおしくも無念なり!」

「えっ、もしかして俺、ああああのだと――妖刀ああああマニアだと思われてる!?」

「せめてものああああ! 一思ひとおもいにああああへ送らん!」

「いや、どうしてそうなる!!」


 ああああを知ったかぶりした結果が、このああああの惨状さんじょう


 少々やり過ぎたかもしれない。


れば、今生こんじょうのああああ!」

「っていうか、今までのああああと比べてめっちゃテンション高くない!?」

「受けてみよ! 微塵点劫みじんてんごう阿僧祇あそうぎ!」

「げっ! 本気のああああを出してきた!?」


 ああああが常に「受け」のああああであると思ったら大間違い!


 一転して「攻め」のああああに変わった!


 いや、ああああが引き出してしまったのかもしれないが……。


 どうする、ああああ! このああああを切り抜けられるのか!?


 さて、ああああ三魔将もみんなキャラが立って一安心ですね。ちなみに筆者のお気に入りはああああです。

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