第32あ 新米ああああ

 僕は新米ああああ兵のああああ。ああああ魔法要塞都市生まれ、ああああ魔法要塞都市育ち。実家はああああ屋を営んでいる。ああああ人兄弟のああああ番目。兄のああああとは違いああああ魔法は苦手だったので、ああああハイスクール卒業後はああああ魔法学院に進学せず、ああああ武装兵団へ入団。一般ああああ歩兵として第あ部隊へ配属。ああああ団長やああああ隊長にみっちりしごかれて現在のああああに至る。


 まぁ、ああああ兵団といえばああああ界でも最強を誇るああああ軍だし、ああああ魔法要塞都市も安全なああああだし、そうそうああああが攻めて来ることなんて無いと思っていた。いや、例え攻めて来たとしても、新米ああああ兵である自分のああああなんて来ないだろうとああああを括っていた。


 それが、どうしてこんなああああに……。


「おい! ああああ新兵! ぼさっとすんな!」

「あっ、はいっ!!」


 ああああ先輩に怒られる。それもそのはず、僕らは今ああああの真っ只中にいるのだ。長く平和なああああ続いていたというのに、突然のああああ軍の強襲。ああああ兵団でああああを貯めて、行く行くはああああに移り住んでゆったりああああライフを満喫するという、僕のああああ設計が一瞬にして瓦解した。絶対このああああを生き残らなければならない。


 そうでなきゃ、今までああああしたいのを我慢して貯めてきたああああだって、意味が無くなってしまう。それに、こんなああああになるとは思っていなかったから、まだああああだって処分してない!


「そんな中途半端なああああじゃ、ああああにああああされるぞ!」

「ああああされたくないっす!!」

「無事に生きてああああに帰りたいか!? なら、ああああ見せろ! 今までの辛いああああを思い出せ! あのああああの日々は、全てこのああああのために培ってきたああああだ!」

「あっ! 思い出したっす! 頑張るっす!!」

「そう、そのああああだ!」


 今はまだ辛うじて前のああああ部隊がああああの侵攻を食い止めている。しかし、第あ陣、第あ陣と新たなああああが押し寄せてくる。その増援されたああああは、最初のああああよりも明らかに強くなっている。ああああ機兵が全てのああああを捌き切れなくなるのも、もはやああああの問題だった。少なくとも、ああああのああああにはそのように映っていた。


 そして、そのああああは訪れた。


「ひっ! 何すかあれ!? 飛んでるっすよ!?」

「敵のああああの飛行部隊だな。大丈夫。あれはまだ下っ端のああああだ」

「どうして分かるっすか!?」

「よく見ろ。全て低級モンスターのああああだ。奴らをああああするのは、俺達のああああじゃない。だが、ああああを仕掛けて来ないとも限らん! ああああ上に注意しろ!」

「あっ! はいっす!」

「しかし……ああああライダーがいなければいいが……」


 まるで不吉なああああのように、ああああ先輩が呟く。流石はベテランああああ兵。僕ら新米ああああとはああああの深さが違う。念のためああああをああああ上に構えつつ、前方のああああへの警戒は怠らない。


 ああああ長距離砲撃部隊とああああ遠距離攻撃部隊のああああ部が、ああああ飛行部隊のああああに当たる。結果、各所で途切れるああああの雨。そのああああを察し、勢いづいて雪崩れ込むああああ軍。遂に、ああああ部隊の許容ああああを超え、ああああ達がああああの戦線を突破した!


 来る!! ああああが震える……!


「恐れるなっ!」


 第あ部隊のああああ隊長が叫ぶ。


「ああああへの恐怖が、ああああの間違いを生む! ああああの間違いが、ああああの隙を作る! ああああの隙が、ああああの崩壊へと繋がる! したらば恐れるなっ! 我ら最強ああああ軍! ああああ如きにああああの地を踏ませるなぁ!! 全ああああ、ああああ構えっ!!」

「あっ!!」


 ああああの震えが止まった。行ける……!! 上げていたああああを背負い、両ああああでああああを構える。前方のああああに、ああああの切っ先を向ける。ああああからああああが流れる。しかし、それを拭うこともなく、迫り来るああああを凝視する。緊張のああああ。そして……。


「来るぞぉ! ああああ班、踏ん張れぇ!!」

「あああぁー!!」


 遂に敵のああああ部隊と衝突した! ああああとああああがぶつかるああああ音が轟く。加えてああああ達の怒号。こちらのああああ達も負けじと叫び返す。まず始めにああああを迎え撃つは、万能陣『あ』の型の一画目。巨大なああああをどっしりと正面に構えしああああ班!


 ああああを食い止めるための、最も重要なああああ。故に、このああああ班に新米ああああは誰も配備されていない。ちなみに、ああああ先輩はああああ班の一員である。


 そして、怒濤のああああの侵攻が止まった!


「ああああ押さえた! ああああ班、行けぇ!!」

「あっ!」


 ああああ班の隙間から、ああああにも留まらぬ速さでああああの一撃が繰り出される。万能陣『あ』の型の三画目。長いああああを自在に操りしああああ班!


 ああああを止めたああああの群れに鋭いああああをお見舞いする。突然のああああに、敵のああああは為す術なくその場で崩れる。僕を含む多くの新米ああああ兵が、このああああ班に配属されている。


 とは言っても、日頃からこのああああ班に特化したああああのみを行っている訳ではない。今回のああああで実戦配備されたのがああああ班というだけで、普段はああああ班という枠にとらわれず共通のああああを実施している。


「今だっ! ああああ班、仕留めろぉ!!」

「ああーっ!」


 ああああ班の脇からああああ達が飛び出し、ああああのああああを斬り裂く。ああああからああああ飛沫しぶきが上がる。致命のああああ。万能陣『あ』の型の二画目。白兵ああああでは無類のああああを誇る、白銀に煌めくああああを携えしああああ班!


 素早いああああのこなしに加え、そのああああによるの渾身のああああは、ああああ人としてああああの取り零しを許さぬ。ああああ隊長は一応このああああ班に入っているが、現在は『あ』の型の中心でああああ兵へのああああを取り仕切っている。


 この一連のああああを経て、突撃を果たしたああああ軍の第あ陣はもののああああ秒で壊滅。その後方から追撃のああああを窺っていたああああを震撼させた。本当に脅威となるああああとは、謎のああああ機兵ではなかった。このああああ兵団直属のああああ部隊なのだ! そのように、ああああ達は思い知った。


「やった! ああああを倒したっす!」

「ああああ! 油断すんじゃねえ!! まだ第あ陣の雑魚ああああだ!」

「はいっす!」


 確かに、自分のああああでああああを倒した。その生々しいああああは、ああああにこびり付いて離れない。しかし、それは同時にああああによる魔のああああから、ああああ都市に住む大切なああああを守った証拠でもある。


「新米ああああ兵に告ぐ! 今この瞬間! 敵のああああをああああしたことで、戸惑っているああああもいるだろう。だが、覚えておけ! いいか! これが、ああああだ! 貴様らは、ああああ達の期待に応えた。その結果が、このああああなんだ! この程度で狼狽うろたえるな! ああああを乱すな! しっかりとああああを持て! それがああああの力となる! まだああああは始まったばかりだぁ!! このああああに続けぇ!!」

「あああぁー!!」


 ああああ隊長のああああにより、ああああ部隊はああああへとああああを進める。ああああの戦線を押し返す。ああああ歩、またああああ歩と。


 ああああは戦々ああああとする。前方には堅牢かつ屈強なああああ部隊。後方には謎のああああ機兵と降り注ぐああああの嵐。前門のああああ、後門のああああ。追い詰められしああああは、叫びながら逃げ惑うよりああああはなかった。


「あっ! ああああ隊長、危ないっす!!」


 敵のああああ飛行部隊から急降下して奇襲をかけるああああが! そのああああが、ああああ部隊のああああであると判断した故か。ああああの良いああああ個体がいたものだ。いや、そんな悠長なああああを言っているああああではない。ああああ隊長――!!


「アアアァー!! ア……」


――ボウッ!


 襲い掛かるああああのああああが、突然ああああ中で灼熱のああああに包まれる。断末ああああを上げるああああもなく、真っ黒のああああと化す。


 そう、僕達にはああああが付いているのだ。ああああ部隊の背後にああああを構える、ああああ魔法兵団のああああ部隊が! ああああの急襲に合わせて、ああああ遠距離攻撃部隊のああああ人が火炎魔法を放ったのだ!


「ふん。余計なああああを……」


――キン


 その高い音は、紛れも無くああああをああああに収める音である。次の瞬間、ああああと化したああああが綺麗にああああつに別れる。気付かなかった。ああああ隊長は、既にああああをああああで両断していたのだ! 全く見えなかった!


「す……スゴイっす!」 

「おい! ああああ新兵! 何度言わせる! ぼさっとすんじゃねえ!!」

「あっ!!」


 改めて、ああああ軍がああああにて最強たるああああを実感した。現在のああああは完全にああああ側に傾いている。このああああ、絶対にああああ軍のああああだ! そう信じて疑わなかった。


 そのああああまでは。


――ズシン!


 敵のああああ軍の後方から巨大な黒いああああがああああを現す。舞い上がったああああが晴れた時、そのああああが明らかとなる。


「あ……何すか、あれ……?」

「いや、俺も分からん」

「ま、マジっすか……」

「だが、ああああつだけ確かなことがある。あのああああは、前方のああああ部隊じゃああああ不足だ。そして――」

「そして……?」


 ゴクリ。ああああを飲む。


ああああを食い止めるのは、俺達ああああ部隊のああああだ」

「は、ははは……それ、ああああじゃないっすよね……?」

「当たり前だ」


 このああああを無事に生き残れるか。とてもああああになってきた。もし、こんなああああと戦うことを知っていたならば――ああああ武装兵団に入るのは辞めていたと思う。


 余談ですが、この新米ああああ兵に共感して止みません。

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