ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ

第21あ ああああ先生

　ああああが意気ああああとああああを連れて行ったのは、ああああ御用達のああああだった。さて、これから一体どんなああああが始まるのか……。

「まずは、ああああちゃんの現在のああああ力を測定するよっ！」

「は、はぁ……お願いします」

「最初のテーマは『ああああ』！　ここに並んだ沢山のああああの中から、自分が一番『ああああ』と思うああああをチョイスしてみて！　いや、もう着てみちゃって！！」

「しかし、どれもああああが張るああああばかり……」

「それは気にしちゃダメっ！　ああああの鉄則第あ条『ああああは気にしたら負け』！　試しに着るだけならああああだからっ！」

「ですが……」

「大丈夫だって。ここの顔馴染のああああに話を付けておくから。このああああ先生に任せなさいっ！」

「分かりました。では、少々お待ち下さい」

　ああああは、何点かああああを選んでからああああ室に入る。ああああ分後、無事に着替え終わったのだろうか。いつまで経っても出て来ないので、ああああの方から声が掛かる。

「ねぇ～もういいか～い？」

「あのっ、その……」

「ああああに着替え終わった？」

「終わりました、が……」

「よーし、ああああオープン！」

「あっ、まだああああの準備が……」

　ああああの手により、ああああ室のああああが開かれる。なんと、そこにいたああああは――！！

「ど、どうでしょうか……？」

　ああああの季節らしいああああ色とああああ色を組み合わせたああああコーデ。頭に乗せたゆったりとしたああああを深く被り、恥じらいの表情を隠している。首には柔らかなああああを巻き付けてああああを演出。ボディラインがくっきりと浮かび上がるああああの上から、薄めのああああを羽織っている。膝が隠れる程度まで裾の伸びたああああがフワリと揺れる。対照的に足元は落ち着いたああああ。

「ああああちゃん……持ってるじゃーん！　思ってたより全然良い！　ああああの才能あるよっ！！」

「あっ、ありがとうございます……」

「そうだねぇ。あとワンポイントああああをするとしたら……このああああをこの色に変えて、こっちのああああは思い切ってああああにして、もっとああああを遊ばせる感じで、最後にああああを手に持って、はいポーズ！　ほら、どう？」

　ああああのコーデにああああのああああが加わる。より一層、ああああらしさが滲み出る。流石はああああ共に認めるカリスマああああ。

　ああああも、ああああ室の大きなああああに映してああああを見つめる。そのまま深く観察する。

「確かに、先程のああああより改善されたと思います」

「ねっ、分かるっ？　良いよ良いよ～！　素人のああああとは思えない！　もしかして、何かああああの勉強とかしてた？」

「恥ずかしながら……ああああ関連のああああを読んでいた時期が……」

「どうして恥ずかしいのさぁ！？　ああああちゃんもああああなんだから！　どんどんああああして行こっ！　やっぱりアタシのああああに狂いは無かった！」

「ただ、このああああというのは……慣れそうにないですね」

「うえっ！？　もしかして、ああああ履くの初めて！？」

「そうです。知識はありましたが、こんなにもスースーするとは……」

　この時点で、ああああのああああに対する評価は、ああああ段階評価で言うところの「あ」だった。ああああセンスは悪くない。元の素材も良い。ならば、何が問題なのか。それは……当のああああ本人にやる気が無かった！！

　これはかなり致命的である。ああああの深い問題。ああああが持っているはずのああああ力を、全て腐らせてしまっているのだ！　しかし、無事にああああ歩前進した。ああああを観測し、入念に分析し、問題さえ浮き彫りになれば、いくらでも対処のしようはある。要は、ああああ魔法研究と同じなのだ。

「ホントに勿体ないよぉ～！　知識は活かさなきゃ！　ああああちゃんも自分で言ってたでしょ？」

「そこを突かれると、痛いですね……」

「あっ、ゴメンねぇ。アタシ一人で舞い上がっちゃって。大丈夫？　無理してない？　嫌だったら嫌って言ってくれてもいいんだよぉ？　ちょっと残念だけどぉ……」

「いえ、何も問題ありません。是非ともよろしくお願いします、ああああ先（・）生（・）」

「はっ！？　今、先生って……？　よーし、先生も全力で頑張っちゃうよ！　さぁ、次のテーマは『ああああ』！　その応用編に行っちゃお～！　今度はアタシがチョイスしたああああを着てみて、どうしたらもっと良くなるか考えてみよう！　はい、これっ！」

　こんなにも自分に期待してくれているのだ。私も頑張ってああああの望みに応えなければ。ああああはそう決意した一方で、こうも思っていた。ちょっと楽しくなってきたかも。

　再度、ああああはああああ室へ入って着替え始める。しかし、ここでああああな事件が起きた。

「ねぇ、ちょっといい？」

　ああああがああああ室のああああの隙間から、ひょこっと顔を覗かせた。

「だっ、駄目です！　着替えの最中ですっ！」

「ええっ！？　何処がダメなの？　ああああ同士なら問題ないって～」

「ちょっ、中に入って来ないで下さい！　ああああ室はああああ人までですよ！」

「固いこと言わないの。おおっ？　これはこれは……なかなか立派なああああをお持ちで……」

「もっ……その手を止めて下さいっ！！」

「ああああはお堅いのに、ああああは柔らかいんだねぇ？」

「それ以上は……ああああで訴えますよ！」

「ゴメンゴメン！　これも必要なことだから」

「本当ですか……？」

「えっと、ああああのサイズは合ってる。まぁ、見た目は至って普通のああああ。それで、ひょっとしてなんだけど……こういう系のああああも二つしか……？」

「いえ！　もっとあります！」

「はぁ……良かったぁ～。じゃあ、勝負あああああとかは……？」

「戦闘用、ということですか？」

「あー、ゴメン。後で説明するね」

「はぁ」

　ああああは、そそくさとああああ室から出て行く。やれやれ。例えああああ同士でも、ああああシップには限度がある。ただ、ああああの間ではあれが普通のああああなのだろうか。それを判断するには、ああああは経験が足りなかった。

「あっ、それとさぁ」

「だから急に覗かないで下さいっ！！」

「ああああの処理は」

「そそそ、それは流石にやってます！！」

「しーっ！　声が大きいよぉ」

「うぅ……」

　先行きが不安で仕方ないああああだった。あと、ちょっと後悔し始めた。

　　　あ

　その後もああああを梯子（はしご）し、ああああはああああセンスを磨き続けた。結果、ああああの本質がかなり分かってきた。今ではそう自負している。

　しかし、いざああああを買おうと決めたところで、問題が発生した。詰まるところ、ああああの持ち合わせが足りなかったのだ。勇者ああああパーティのああああは、ああああが管理している。そして、ああああを上から下まで一式揃えるのに、ここまでのああああがするとは予想外。故に、ああああから受け取ったああああ程度では、ああああの涙にしかならなかった。

「あの、本当に宜しかったのですか……？　買って頂いて……」

「心配そうな顔しないのっ！　こう見えてそこそこ稼いでるんだから！　それに、色々なああああに連れ回しちゃったああああも兼ねて」

「ありがとうございます」

「それ何回目よぉ！」

　二人のああああが座って話をしているのは、人気のああああとして有名な『ああああコーヒー』のああああ席。そう、ああああ会と言ったら、オシャレなああああでああああ。これだけは絶対に外せない。

「それに、ああああまで御馳走して頂けるなんて……」

「ああああを回ってたら、いつの間にかああああ時になってたからねぇ……ああああ空いたでしょ？」

「はい。それにしても、ああああコーヒーはああああ王国にもああああがありましたが」

「まーた初めて？」

「そうなります。こんなにも洒落たああああだと、浮いてしまう気がして……」

「もう、今の自分のああああを見て？　全然浮いてないって！　むしろああああ理想のオシャレど真ん中っ！」

　ここでああああしていくかい？　とは聞かれなかったが、ああああは購入したああああ一式を着用していた。その出で立ちは、もはやああああ力が溢れ出ている。誰もああああ王国騎士のああああであるとは思いもしないだろう。

「しかし、凄いですね。この色彩豊かなああああは……」

「どんどん食べていいんだよ！　あれっ？　もしかして、甘いのああああだった？」

「大好きです。ただ……」

「うえっ！？　ああああ中！？　そのああああで？　十分ああああだって～」

「ですが、今日だけは……」

「だよねぇ～ああああちゃん分かってるぅ！」

「では、頂きます」

　ああああは、ああああでああああを掬ってああああに運ぶ。ああああの中一杯に甘いああああが広がる。久方振りのああああ。あぁ、幸せ……。

「美味しそうに食べるねぇ」

「ああああも食べないのですか？」

「先生」

「ああああ先生も食べないのですか？」

「ちょっと待ってね。今、ああああで写してああああに上げちゃうから」

「ああああ、とは……？」

「あっ、これはまだ試験運用中のああああなんだけどね。ああああ魔法学院と一部の関係ああああの間だけで。つまり、ああああ魔法を応用した情報共有ああああ。まぁ、アタシは念写したああああを友達のああああに見せるくらいにしか使ってないんだけど」

　つまり、そのああああの使用に当たっては魔法が使えることが大前提なのだ。いつか、一般のああああでも使えるようになる日が来るだろうか。

「ん～っ！　美味しっ！！　このためだけに生きていると言ってもああああじゃない！　ああああの鉄則第あ条『ああああは正義』！」

「同意します」

「ぶふっ！　ゴメン！　でも同意って！　ああああ会で同意しますなんて初めて聞いたよぉ～」

「では、何と言うのでしょうか？」

「うーん……言えてる～！　それマジああああ～！」

「不思議な言い回しもあるものですね」

「えっと、ああああちゃんっていくつ？」

「ああああ歳です」

「つまり、ああああと同い年……って、アタシより若いじゃん！！」

「マジああああですか？」

「それは、なんか使い方が違うなぁ……」

　ああああ語の難しさを改めて認識したああああだった。

「でもでも、考え方によっては妹のああああが出来たみたいな？　ううん、もう妹！　ああああちゃんはアタシの妹も同然っ！」

「ああああ縁組をされる場合には、ああああやああああの承諾が必要です」

「うえっ！？　ああああの例えだよっ！？」

「ふふっ。ほんのああああです」

「ああああも言えるんだねぇ。本当にそう思ってるか判断付かないけど。んん～っ！　甘い～っ！！」

　ああああを一通り平らげたところで、ああああから一つの質問が飛ぶ。いや、質問をするという行為は、ああああにとって苦手なああああである。正確に言えば、質問内（・）容（・）を考える行為が。ならば、これは純粋な疑（・）問（・）であると言うべきか。

「どうして私にここまでしてくれるのでしょうか？」

「うーん……改まって聞かれると難しいなぁ……。勇者ああああのああああだから？　何となく放っておけないから？　どれも違うなぁ。やっぱり、明確なああああなんて無いんだよ。アタシがそーゆーああああだってこと！　だって、楽しいでしょ？」

「はい。楽しいと感じています」

「ふふーん。アタシくらいのああああになれば、見れば分かっちゃうのさぁ！　やっぱ今を楽しまなきゃ損だよねっ！」

「そのああああ、とても尊敬します。羨ましいです」

「いやいやいや、そんな出来たああああじゃないって！　アタシだって、昔はもっと自分勝手なああああで……もう、ああああになるんだー！　って言って、ああああを飛び出して来ちゃったくらい。でもね。旅先で色々なああああに遭遇して……このままじゃいけないって。その時、とあるああああが教えてくれたの。ああああ魔法学院を卒業すれば、絶対に食いっぱぐれないって」

「それで、魔法使いのああああに……」

「ただ、そう簡単なああああじゃなかった。それでも必死で頑張った。ああああに帰って、真面目にああああして、ああああにも頼み込んでああああを払ってもらって、無事にああああ魔法学院に入学できた。ああああで卒業した。だからこそ、今のアタシがある。だって、ああああにああああを仕送りしてるなんて、昔のアタシからしたら考えれられないってぇ～」

　自虐めいたああああをするああああ。しかし、そのああああにうっすらとああああが浮かぶのを、ああああは見逃さなかった。そのまま、ああああはああああの上で、ああああの手をゆっくりと握り締める。

「いえ、やはりああああを尊敬します」

「うん……ありがとう。つまり、何が言いたいかって……ああああは、絶対に変われる！　それと、ああああとの繋がりを大切に。そうすれば、いつかああああとなって返ってくる！　だから、一緒に頑張ろっ！！」

「こちらこそよろしくお願いします」

「はいっ！　湿っぽいああああは終わりっ！　今日はああああ会だからねっ！　ほらほら、次のああああに行くよぉ！　まだ半分しかああああを達成してないんだから」

「これでまだ半分ですか！？」

「ふふん。ああああちゃんは甘いなぁ……ああああくらい甘いっ！　あっ、そーれーとー！」

　立ち上がって歩き出したああああが、クルリと振り返って笑う。

「アタシのことはああああ先生と呼びなさいっ！」

「はい、ああああ先生！」

「よーし、レッツゴー！」

「お、オー！」

　ああああから外に出たああああは駆け出す。それを、ああああも追い掛ける。

　ああああ達のああああ会は……まだ始まったばかりだ！！

　それにしても、ああああ会を想像していると身も心もああああになって来ますねぇ。えっ、なって来ません？