初投稿・初生放送

何某美術館の絵画を盗んでみた

怪盗「これで、いいかな?…よし!」


怪盗「はーい!生放送を見てるみんな〜!はじめまして!今日から動画投稿をはじめる怪盗のミュルだよ〜!よろしくね〜」


ミュル「そして、今動画を撮影してくれているのは自動撮影機能を持っている超万能カメラのアーテちゃんでーす!」


ミュル「この子のすごい所はどんなに激しい動きをしていても、自動的にピント調節をしてくれる事と空を飛べるってところね!」


ミュル「で、これからやる事はタイトル通り『何某美術館』にある絵画を鮮やかに盗みたいと思いま〜す!」


ミュル「動画のみんなは私が警察に捕まらないか心配するかもしれないけど、大丈夫!警官をバッタバッタなぎ倒すくらいの格闘術は習得しているし、後ろ盾もいるから問題なし!」


ミュル「それにあらかじめ警察には予告しておいたからね。たぶん厳重警備で私を探してると思うけど。だって、そのほうが華やかだし動画のみんなも楽しめると思うし」


ミュル「で、今私がどこにいるのかっていうと…とあるビルの屋上にいるの」


ミュル「このビルの隣にその美術館があって、私は今から屋上からピョーンと飛び降りて、警察の目を避けて倒してお目当ての品を盗んで逃げるっていう流れね」


ミュル「それで、屋上から飛び降りるんだけど…このままの格好だと、空気抵抗で顔が崩れてお見せできないようなものになっちゃうのよ。それは絶対に避けたい」


ミュル「そこで…ジャジャーン!特殊ヘルメット!」


ミュル「これもアーテちゃんと同じく優れ物なんだけど、これの凄い所は…」


ミュル「どう?聞こえる?はっきり聞こえるでしょ?これは、被ってもこもらずに声が出るように加工されているんだって!凄いよねー」


ミュル「さて準備は整ったところで、はじめますか」


ミュル「それじゃぁ、みんな!行ってきまーす!」


ミュル「1…2の…3!!」



ビュオオオオオオオオ(風を切る音)



ドッポーン(美術館の近くにある池に落下する)



ミュル「…ぷはっ!」


ミュル「何とか骨折せずに済んだわね。無事に池に落ちれてよかった」


ミュル「よっと」


ミュル「ずぶ濡れになったけど、走るから別にいいか」


警官A「ちょっと、そこの君」


ミュル「あ、さっそく見つかっちゃった。にーげよ」


警官A「おい、待て!止まりなさい!」


ミュル「そう簡単に止まらないよ〜」


警察A「至急、至急。不審者まるたい発見。現在、逃走しています」


警察B「いたぞ!そこの者止まれ!」


ミュル「やっ!」


警官B「ぐはっ」


警官C「手を出した!捕まえろ!」


ミュル「ほっ!とぉっ!はっ!」


警官C「ぐおっ!」


警官D「ぐはっ!」


警官E「ぐっ!」


ミュル「めんどくさいから、煙幕で…」



シュウウウウウウウ(煙が警官の視界を遮る)



警官G「くそっ…前が…」



タッタッタッ(ミュルが走っている音)


ガチャガチャ カチッ バタン(美術館の裏口のドアをピッキングで開けて入り、閉める)



ミュル「ふー」


ミュル「何とか中に侵入できました〜!」


ミュル「では、今からお目当ての品を盗もうと思います!」


ミュル「なるべく、スピーディーに盗もうと思うから、また煙幕を使うね!」


ミュル「ほいっ」



シュウウウウウウウ(煙が出る音)



警備員A「何だ!?」


警備員B「ゴホッゴホッ、煙だ!奴が入ってきたぞ!」


警備員C「早く、煙を何とかしろ!盗まれるぞ!」



シュゥゥゥゥゥゥゥ(煙が薄まっていく音)



警備員A「煙が引いてきた」


警備員B「盗まれている絵画がないか探せ!」


警備員C「分かった!」


警備員B「どうだ?」


警備員A「あぁ、クソ!一点だけない!」


警備員C「まだ遠くには行ってないはずだ。警察に連絡して辺りを探してもらおう」


警備員B「了解!」



タッタッタッ(警備員が走り去っていく音)



ミュル「ハァハァ…」


ミュル「…よしっ、ここまで来れば大丈夫かな…」


ミュル「ということで…ジャジャーン!見事、絵画を盗む事に成功しました!」


ミュル「どう?凄いでしょ!凄いと思ったら、高評価とチャンネル登録よろしくね!」


ミュル「この放送はアーカイブに残るから、何回見てもOKよ」


ミュル「それじゃ、またね〜!」

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