第124話「楽屋落ち」

 令和元年、日本。

 諸事情により封印された聖杯戦争の復活を喜ぶ女子高生が現れた。

 火縄銃女子高生は「いきなりレールガン女子高生」よりもずっと自分の名前を冠した作品(コアないレ生ファンの想定する「唐突火縄銃女子高生」を指す言葉。諸事情により現在は原作者の手によって封印作品となっている)の方が面白いと考えており、名前が一二三ひふみであるのにも拘らず本家いレ生の123話では登場できなかった雪辱を今こそ果たせるはずだと信じて疑っていなかった上、二次創作作家から123話は聖杯戦争回であると聞かされて自分の登場回が増えることを確信していた。

 だがいきなり宮本武蔵女子高生と佐々木燕がやってきて、とにかくすごい観光気分で火縄銃女子高生の出番を掻っ攫っていった。

 火縄銃女子高生は二次創作作家に殺害予告を出した。




 ○久門一二三ひさかどひふみ(火縄銃女子高生)


 本家いレ生のメインキャラクターの一人。自分の名前を冠した作品を封印された。

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