第119話「腐り姫」
西暦二〇〇二年のエロゲ業界。
記憶を失った男の前に四日間のループが現れた。
古民家の立ち並ぶとうかんもりの街、記憶喪失の男は近親相姦(一般人の想定するソフトウェア倫理協会がかつて禁止していた行為を指す言葉。なお現代の日本において近親相姦そのものを禁止する法律は存在しない)よりもずっと腐る――腐りゆく伝奇世界に囚われており、四日目に降る赤い雪とともに自らもまた熟れた果実のように腐り落ちていく運命にあった。
だがいきなり長いレールガンをもった女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で伝奇世界を吹き飛ばした。
ハードSFが始まった。
○腐り姫
二〇〇二年発売。シナリオライターは星空めておが担当。
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