第54話「風呂にでも行け」

西暦一三〇年代、ローマ帝国ハドリアヌス帝時代。

古代ローマの中心部にある大浴場に、阿部寛が現れた。

阿部寛は日本人(古代ローマ人が想定する平たい顔族を指す言葉。上戸彩などが該当する)よりもずっと古代ローマ人の顔に近かったため、古代ローマの浴場に入っていてもそれほど違和感はなかったが、日本で入浴していたはずなのにいつのまに古代ローマの風呂に入っていたのにはビックリしていた。そういえば前にそんな映画に出演していたような記憶があったが、まさか俳優が実際に古代ローマにタイムスリップするとは思わなかった。

そういえばいきなりレールガンをもった女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で自分をタイムスリップさせたような気がするが、とりあえず状況がよくわからないので湯船から上がることにした。

古代ローマ人は阿部寛の巨根に衝撃を受けた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る