天文十二年、種子島に火縄銃が伝来した年。

ショットガンを携えた女子高生が現れた。

ショットガン女子高生はレールガン女子高生（いきなり現れてはレールガンを撃ち放つ女子高校生を指す言葉。日本、および世界の歴史の数々の窮地を救ってきたことから既に歴史家からも伝説の存在となっており、もはや現在過去未来を通して遍く知らない人はいないほどの知名度を誇る）よりもずっと時間移動の経験が少なかったが、強い恨みを持っていたのでとにかくすごく頑張った結果レールガン女子高生を追って戦国時代までやってきた。ショットガン女子高生はついに宿敵（こいびと）を見つけたことによる興奮を勢いにレールガン女子高生が反応するより前にショットガンをコロラド撃ちした。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でショットガンを分解して種子島にばら撒いた。

銃の歴史が一足跳びに加速した。

第28話に続く！