第17話「UFO始めました」
昭和三十年十月、東京都板橋区常磐台。
トキワ荘に若い漫画家たちが現れた。
漫画家たちは藤子不二雄、赤塚不二夫、石森章太郎……(一般人の想定する神々を指す言葉。なお最高神は手塚治虫である)といった面々であり、彼らは彼らがお世話になった漫画雑誌、漫画少年の休刊にひどく落ち込んでいた。特に藤子不二雄は大量の原稿が〆切に間に合わず業界を干されたばかりであり、若き巨匠たちは一様に将来への不安を感じている。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でトキワ荘上空に謎の空飛ぶ円盤を出現させた。
なろう!なろう!あすなろう!明日は檜になろう!
井上靖「あすなろ物語」より
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