「カクヨムでの作品評価とコミュニケーションについて、ユーザーの皆様へ知っておいていただきたいこと」を読んで(その2)――★は一つでもありがたい――

   

 本日2020年10月19日のお知らせ『カクヨムでの作品評価とコミュニケーションについて、ユーザーの皆様へ知っておいていただきたいこと』を読んで、思ったことの続きです。


 どれも良いことばかりで、共感できる記述の多い「お知らせ」でしたが……。

 この「その2」で話題にしたいのは、この部分です。


>★での作品評価

>良いと思った作品は、★をつけることによって作品を評価することができます。カクヨムの作品評価は各ユーザーがつけた★数の平均値ではなく、作品についた★数の合計数でカウントされます。

>一つでも作品に★がついたことは、読者が面白いと感じた証となります。そのため、気に入った作品は積極的に★評価をつけてみてください。


 特に『一つでも作品に★がついたことは、読者が面白いと感じた証となります』は、太字になっています。つまり、強調したい点なのでしょう。


 以前にも書いたと思いますが、私は、近況ノート新着記事一覧を眺めるのが大好きです。軽いエッセイを読むような気分で、全く交流のない方々の近況ノートを読ませていただいております。

 そうすると、たまにあるのですよね。

「★1を入れられた! 荒らしだ!」

 という声が。

 初めて目にした時、「えっ、なんで?」と驚きました。

 私にとって★は、簡単にいただけるものではなく、一つでもいただけたら狂喜乱舞するレベルです。★1であっても、それは作品がプラス評価された証なのですから。

 でも、人によっては感覚が違うのですね。★はもらって当然、という人々なのでしょうか。カクヨムの★は三段階評価ですが、これを100点満点のテストになぞらえて「★1ならば30点くらい、つまり赤点だ!」と認識しておられるのかもしれません。

 交流のない方々の近況ノートを読んでいたら、

「作品トップページに『★1』と表示された時点で、それは低評価の証だから、そんな作品は誰も読まなくなる。だから、投稿したばかりの作品に★1を入れるのは荒らし。いきなり★1入れてきたやつは、ブロックしておいた」

 というように書いているユーザーもおられました。

 そういう理屈もあるのだ、と理解は出来ましたが、全く共感できませんでした。

 私は、面白い作品でなければ★は入れません。作品によっては「応援ハートのみに留めるか、いや、これくらいならば★1評価かな?」と悩んだ末に、★1としている場合もあります。少なくとも「面白かった」というプラス評価として、★1にしています。

 でも……。

 世の中には、★1を迷惑と感じる方々もおられるのですね。

 その時は、自分の感覚が異端なのか、と心配にもなりましたが……。こうして『一つでも作品に★がついたことは、読者が面白いと感じた証となります』と強調されたということは、やはり「★は一つでもありがたいもの」という受け取り方が、一般的だったようです。


 とりあえず、この話はこれだけですが。

 本日のお知らせを読んで思ったこと、他にもあるので、「その3」として続けます。

   

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