吾野、筆名の由来を語る

 私はよく、ペンネームで性別を間違われます。

 これは、以前プロファイリング企画に参加させて頂いたときに気づきました。

 多分、文章を読んだらはっきり分かると思うのですが、ペンネームだけだと分かりづらいですよね。

 別に、読者の皆さまを混乱させようというわけではありません。この名前には、一応由来があります。


 ペンネームを使うなら、「あ」から始めたい、とずっと思っていました。五十音順のいちばん最初だから、幸先いい気がして。

 好きな作家も、「あ」から始まるひとが多いので、それにあやかって付けました。

 苗字のところの読みは、住んでいるところに由来します。でも、漢字はちょっと違うんですけれど(というか、ひねりすぎて原型をとどめていない)。


 性別を間違われる一番の原因は、「廉」ですよね。

 これには深ーいわけがあるんですよ。


 私が通っていた高校には、名物校長がいました。

 始業式と終業式で、必ず「授業」と称して漢文や古文の問題を解かせるんです。それだけじゃなくて、三年生を対象に朝から補習までしてくださるすごい先生でした。

 私は、その先生が大好きで、憧れで、尊敬していました。

 だって、漢文が白文で読めるんですよ? 格好いいじゃないですか。解説も、すごく分かりやすかったし。


 その先生が好きな漢字が「廉」なんです。

 廉の意味は、心が清らかで欲が少ないこと。

 補習のときに教えてくださいました。


 私は欲張りですから「廉」とは程遠い人物です。でも、せめて名前だけでもそうありたいと思って、この名前を採りました。

 今は名前だけでも、ゆくゆくはこの名のようなひとになれるように、という願いも込めて。


 うーん、私自身だいぶ捻れているからだめかもしれない。

 まあ、名はなんとでも名乗れますから、心がけだけでも……


 余談ですが、年齢もけっこう間違われます。というか一発で当たったひとがいませんでしたね。

 私は皆さまに、どんなふうに見えているのでしょうか。

 想像された私と実際の私は、全然違う人かもしれませんね。

 まあ、人は見かけによらないということで。

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