蝉時雨は小さな狂気を奏でる

作者 坂井令和

カクヨムコン5 大賞(して欲しい)作品!!!

  • ★★★ Excellent!!!

私の主観では、本作が大賞です。

一話目の文字が『小さすぎて読めな―い(バサッ)』という感じですが、とりあえず二話目から読んでも、大丈夫です。実際、私は一話目読んでません、というか、読めませんでした!

妄想系女子高生が探偵助手となって事件を解決するというストーリーですが、とにかく今までにないスタイルの小説で、読めば度肝を抜かれます。

面白い作品、新しい作品は無数にあっても、新しくて面白い作品というのは、ほんの僅かしかありません。

キャラクターの斬新さ、会話文の面白さ、ユニークな表現手法など、ストーリーを追うだけでなく、読んでいる時間そのものが楽しいです。

本作は、ぴよ?、ピコーン!、等の擬音を多用しており、ぱっと見では今風のライトな感じですが、実態は斬新なトリックを用いた読み応え十分の本格ミステリーであり、たくさんの本を読んできた読書家ほど、本作の面白さ、凄さがわかると思います。

イチオシです!

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