★★★ Excellent!!! 世界でここにしかない。 真花 あるこころの形があるとして、それを誰かの中に宿させる。それを二人の物語に、されて、それはここでしか味わえないものでした。 何を読むか迷っているのなら、まず最初に手に取って欲しい作品です。 レビューいいね! 2 2019年12月16日 21:35
★★★ Excellent!!! この男女 好きです 田仲ひだまり 等身大の若い男女の距離感がとても上手に表現されています。 明るい雰囲気。 身近な世界観。 懐かしさや、甘酸っぱさがふんだんです。 恋愛物にありがちなじれったさもなく、かと言ってどろどろもしていない気持ちの良いバランスのお話でした。 レビューいいね! 2 2019年10月6日 22:58
★★★ Excellent!!! 同じ境遇の幼馴染同士が気持ちを重ね、名前のない感情が芽生える 緋雁✿ひかり 最初から最後まで、真弓の心理描写がリアルでぐいぐい引き込まれました。 加えて、キャラクターの心情を上手く補完するような数々の情景描写はさすが! 読後感も最高でした! すばらしい作品をありがとうございました♪ レビューいいね! 1 2021年4月28日 22:23
★ Good! この明るい感じ、好きだなぁ。 英 蝶眠 扱ってる題材が題材なのではじめは身構えて読んだのですが、読み進んでゆくうちにクスッと笑えたりもする、実はハートウォーミングなドラマであることが分かって、最後はなんだかほっこりします。 こういうのを読みたかったのですよ。 レビューいいね! 1 2020年9月2日 00:09
★★★ Excellent!!! 名前のない『つながり』の不思議な優しさ ゆきの 『連れ込み旅館』は、即物的な『つながり』の場所。 そこで育った子どもたちが見つけていく『つながり』の形。 名前はつけられないけど、直哉とヤりたいという主人公の正直な気持ちが胸に残りました。 レビューいいね! 1 2022年3月3日 09:37
★ Good! 淡白な語り口 オッケルイペ 舞台は現代なんだろうけど、不思議と終戦直後のごたごた期のような雰囲気の漂う不思議な作品でした。 感情が爆発してしまうような場面も淡々と綴られているために、感情移入して物語の中に没頭するというよりは、第三者的に(まるで実在の事件をニュースで見るかのように)醒めた感覚でその出来事を見るような印象です。筆力のあるなしではなく(あるなしでいうなら「ある」のだと思います)、そういう書き方をされたのだということはわかります。そういった作品に触れることが普段あまりないので新鮮な気持ちで読むことができました。 また、髄所に見られれる「○○を私は知らない」という一文も、主人公自身もどこか醒めているような感覚です。 思春期の男女を、醒めた視点から描いているところに、ほかの青春小説にはない風情を感じました。 レビューいいね! 1 2021年9月4日 11:48
★★★ Excellent!!! 文学好きなら読んでください。おすすめです。 豆宮 虚雨(こさめ) とても良いです。この良さを表現できる語彙力がありませんが、文学好きなら読んで後悔はしないと思います。重過ぎず軽過ぎず、言語化されない微妙な情緒も表現されていて、なんかあの……アレです……良かったです。 レビューいいね! 1 2021年4月10日 11:43
★★★ Excellent!!! 遠くないけど、近くでもない、ちょっと切ない 黒猫ポチ 分かっているようで分かってない、分かってないようでいて分かっている。 そんな関係の二人がちょっと羨ましい。 読んでいて心が和みます。 オススメします。 レビューいいね! 1 2019年4月2日 22:11
★★★ Excellent!!! 純文学を読みたい人へ 浅川瀬流 主人公・真弓の家、そして幼馴染・直哉の家はどちらも連れ込み旅館。正直、性描写有りとあったので敬遠していましたが、読み始めるとスッと体に入り込んでくる作品でした。 どこか達観している真弓の語り口調がすごく心地良くて、直哉との会話のテンポ感もとても好きです。 母親たちから「ラブホテルの偵察」を頼まれた真弓と直哉。行動を共にしながら、二人が自分たちの関係や家族との距離感について改めて考えていく展開です。 要所要所に散りばめられた詩的な表現にも吸い寄せられます。とても綺麗な作品だと思いました。面白かったです。 レビューいいね! 1 2022年7月22日 11:43