まだ詠み人としては駆け出しなのだろうか。初々しさと少しばかりの荒削りさが 同時に感じられるカタリの姿だった。 その世界に行った時に描写された特別な情景は、目を引くのに十分だった。真相を知らされ、私としても驚きを禁じえなかったが、一方では納得する話でもあった。 詳細本作。