灼熱の、恋は二度目に花開く。

愛果 桃世

読者様へ 本作についてのご案内【第一部あらすじ等】

 数あるウェブ小説の中から、お読み頂きまして、誠にありがとうございます。


 本作は「初恋は春の嵐のように」

  https://kakuyomu.jp/works/1177354054888260784

 の続編となります。


【前作をお読み頂いた方へ】

 お読み頂きましてありがとうございます。本編完結の翌日に番外編を公開しました。ご興味がありましたら、お目通し頂ければ幸いです。


【前作をお読み頂いていない方へ】

 本作にお立ち寄り頂きましてありがとうございます。


 前作の主人公は学生でしたが、今作は社会人となります。作品テーマ等が、前作とは異なる為、別作品として投稿しました。


 読者様にはご不便をおかけして申し訳ございませんが、何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。


 参考までにあらすじを掲載いたします。


<第一部のあらすじ>

 大学入試センター試験の朝、二つの初恋が始まった。


 槙本翼は「美少年」に間違えられることに悩んでいる、ボーイッシュな女子高校生。これまで恋をしたことがない翼は、入試前、大学の最寄り駅で一目惚れをする。相手は、山本電鉄の駅員、河野達也。明るく爽やかな河野に魅了される翼だがそれはあくまでも「表の顔に過ぎない」ことを、この時の翼は知る由もないのだった……。


 入試会場に着いた翼は、美少女のようにかわいらしい少年、紫藤真琴に出会う。真琴のお守りを一緒に探したことをきっかけに二人は仲良くなる。実は、この時、真琴も翼に初めての恋をしたのだった。


 異性に間違えられる、そんな共通した悩みを持つゆえに、お互いのことを理解しあう翼と真琴。しかし、真琴には意外な秘密があった。


 高校時代、真琴は演劇部に所属していた。「女子に間違われたくない。男子として認めてもらえる場所は演劇部しかない」そう思い、全力で演劇に取り組んでいた。


 その成果が認められ、真琴は大会で個人演技賞を取る。しかし、そのことで部員に妬まれ、暴言を吐かれるようになってしまったのだ。


 そして、人知れず悩んでいた真琴に手を差しのべたのが、真琴の塾の学生講師、藍田港だった。


 港は退部を勧めるが、真琴は「演劇部以外に男子として認めてもらえる場所がない」と聞き入れなかった。そこで、港は「俺が君の居場所になる。付き合わないか」と言い、自分が両性愛者であることを打ち明ける。


 真琴は「同性を恋愛対象として見たことはない」と、港の提案を拒否する。それでも演劇での悩みは解決しない。精神的に限界を越えた真琴は、ついに港の手を取ったのである。


 しかし、その後、港への恋愛感情がないことに気づいた真琴は別れを切り出す。港は納得せず、真琴への執着を強めていくのだった。


 そして、翼と真琴が大学に入学して少し経ったある日、真琴は翼に想いを告げる。しかし、その瞬間、翼はなぜか泣き出してしまう。実は翼は、中学時代の同級生に「嘘の告白」をされたゆえに、恋愛不信になっていたのだ。


 翼の心が癒えるまで待つと告げる真琴。そして、真琴の心の中では思うことがあった。「河野さんに最近まで結婚を考えていた人がいることは、黙っておかなくては」と。


 しかし、翌日、翼は河野から「彼女がいる」と聞かされる。生まれて初めて失恋した翼は動揺。しかし、「まだ終わりじゃない」と諦めず、女性らしくなれるよう自分磨きを始めるのだった。


 その後、翼は初恋の相手、河野の思わぬ秘密を知る。


 河野の両親は離婚はしていないものの、仲が悪く別居状態なのだという。


 段々と父親に似てくる少年時代の河野に、母親は「あんたが女だったらよかったのに」と言ったのだ。その言葉がトラウマとなり、河野は自分が男子であることに罪悪感を持つようになった。


 しかし、女性の服を着ると精神的に落ち着くことに気づき、家族に隠れて女装を始めたのだという。その後、恋愛対象も女性から男性になってしまった。つまり、河野は母親の言葉によって、後天的にゲイになってしまったのである。


 性別的に、好きな人の恋愛対象ではないと知って、動揺する翼。また、河野のトラウマを受け入れたいと思いつつも、やはり女装をしていることは受け入れられないことに気づく。


 その後、河野に告白するが、「今は誰かと付き合うことは考えられない」と言われて、失恋してしまう。しかし、断られてほっとしたということに気づくのだった。


 その頃から、真琴はどこか元気がなくなっていく。そして、夏休み明け、翼は真琴から思いがけないことを聞かされる。


「父親が事故に遭って退職することになった。再就職は難しい。だから、退学して父親の代わりに働くことにした」と。そして、翼に「僕の気持ちはもう、忘れていいから」と告げる。


 その瞬間、翼はいつのまにか真琴を好きになっていたことに気づく。しかし、これから社会に出ようとしている真琴に想いを告げることはできなかった。


 そして、三年の月日が流れた。社会人となった翼は就職先で思わぬ再会を果たすことになるが……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー