アニメ化を断った話。

作者 七瀬夏扉@ななせなつひ

1,330

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★★ Very Good!!

田舎に取り残された冴えない彼氏(作者)
都会に上京した才色兼備のできすぎた彼女(編集者)

彼女からの便りはいつでも、大学生活(新連載)も就職活動(アニメ化)も
上手くいってる心配いらないの一言
自分には過ぎた彼女という負い目から彼氏は深く追求することをせず
高校時代の思い出(書籍化)だけを信じて彼女を待ち続けた

いつしか二人の心は少しずつ離れ、終局を迎える
悲しい物語

Good!

まず面白かったです。
しかしSF作品は売れません。
内容もSFファンからすれば、本になったら買いたいと思えるできではないです。
ライトなファンなら恋愛小説青春物を読んで面白いと感じてるような内容で
SFにする必要や、その要素がよかったとあまり出てきません。
構成はとてもよく面白いのに何がダメだというのなら
新人の1作品目にSF作品で売ろうとした編集だと思います。
ライトな青春小説や恋愛物を1冊でも書かせて様子を見るべきだったと思います。
SFファンからすると、それくらいよくある内容でした。
作者名やネコをつかっているのも夏の扉やほかSF作品に影響されて
とてもSF作品がすきなんだとわかります。
なので売り方しだいで売れただろうにすごくもったいなく感じました。

Good!

 

 「ひとりぼっちのソユーズ」といえば、第二回カクヨムWEB小説コンテストのSF部門で読者選考上位に食い込んだ作品である。

 あの年の、コンテストSF部門は神がかって名作が多く、一体どの作品が大賞をとるかと、ぼくはわくわくして結果を待っていたのだが、なんと該当作なし。少なからず驚いたものである。

 作者の七瀬夏扉さんは、お名前からも分かる通りSF好き。「ひとりぼっちのソユーズ」もそれを表して、「月」とか「ネコ」とかが重要なキーワードとなっており、お話自体も、かの名作SF小説を彷彿させるロマンチックな「ボーイ・ミーツ・ガール」だ。

 カクヨムのコンテストを通らなかった「ひとりぼっちのソユーズ」だが、その後、書籍化されたと聞いた。
 やはり見ている人は見ていて、きちんと評価されるのだなぁ、と感慨深く感じたが、どうやら事情はちょっと違ったらしい。

 「ひとりぼっちのソユーズ」は、track1からtrack3まであり、それでワンセットの作品だ。が、ぼくは書籍化作品は読んでいないので勘違いかもしれないが、どうもtrack1だけ書籍化されたらしい。そこが、まずおかしい。あれは、最後まで読まないと、なぜ「ひとりぼっちのソユーズ」か分からない話だからだ。

 で、本稿は、その「ひとりぼっちのソユーズ」に、アニメ化の話があり、それが駄目になったという報告である。アニメ化が駄目になった報告はいらないと思う。アニメ化決定したら、そのときは報告していただきたい。

 この長文で、一番の読みどころは、作者の七瀬夏扉さんが、彼の描く長編小説の主人公のようにナイーブで優しい人であることが、行間からとてもよく読み取れるところである。
 ああ、あの主人公たちのような作者さんなんだな、と。

 アニメ化が駄目になった経緯はちょっと興味深いが、素人ながらの勝手な想像を語らせてもらうなら、他社で人気… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

はじめまして。『アニメ化を断った話。』をたまたま見かけて、作者さんに何かしらコメントしたいと思いました。
応援コメントはたくさん貰っておられると思うので、この謎な事態を出来るだけ紐解いて好意的に解釈するための考察なんかをしてみれば何かの助けになるかもと思いましたので、してみます。

とりあえず『ひとりぼっちのソユーズ』を3の冒頭まで読みました。続きもこれから少しずつ読んでいきます。

まずソユーズの感想ですが、良かったです。
1はユーリヤが魅力的に描かれていましたし、その美しい空気感が物語に満ちていて、綺麗な作品だと思いました。
2は更に感動的で面白かったです。ハッピーエンド(僕の中では)が良かったですし、途方もない努力が希望を生み出すというのが、宇宙開発のモチーフにぴったりですし、画的にも、心情的にも、展開的にもうまく収束していて、読後感最高でした。


その上で、アニメ化のくだりについてですが、以下に考えた事を挙げます。

編集者さんも連絡のなかった空白期間中に「見る目のあるプロの誰か」か「実際の市場の反応」に打ちのめされて心にダメージを負って自信を失っていたのだと思います。

作品自体が面白く、好評なレビューが付いている事によって商業界における結果と、作者さんの作品への評価や当初の編集者さんの見通しとの間でギャップが発生しているのだと思います。

編集者さん自身が作品の根底を否定したのではなく、ビジネスマンとして市場の反応とそれまで二人が全力を尽くした事を正しく受け止めた結果、作品の魅力と自身の実力と作者さんの実力が不足していたと結果を評価したのだと思います。

つまり、本当はまだ作品は面白いと思っているはずです。既に数字で結果の出てしまった仕事に個人の見解など差し挟む余地など無いでしょうが。

「人を感動させる事」と「本を売る事」の隔たりは大きいので本を売る仕事の… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

小説家と芸術家は違うと思われる方も多いと思いますが、私は同じだと考えます。
芸術でお金を稼ぐことは元々難しいし、お金を稼ぐための芸術は本来自分がやりたい姿と違ってきます。伝えたい事、書きたいことがある人ほど、その乖離が激しいのではないでしょうか。

出したのは間違いではありませんでした。
間違いなく、私もそう思います。

しかし現在の出版不況。
紙が売れなくなっている。

これは電子書籍が誕生してからずっと予想されていた事態です。
たとえどんなに有名でも、どれほどお金を稼いでも社としての業績はどうでしょう。
編集者がどれほど敏腕でも会社員であることは逃れられない事実です。
編集者から見れば、売れなければ会社や業績や評価などで不正解が示されるのではないかと思いました。

パトロンが、パトロンでいられる体力が無くなっている。

そして、書籍のありかたも転換期に来ています。
国の施策、ユーザーのツールの変化。

同じ業界だけれど、編集者と小説家では本質的な物は全然違うのではないか。

私も書く側の人間として、いろいろと考えさせられる事が多くありましたし、作者の方はとても疲れているように見えました。
心を直接描いた(誤字では無いです)ような話でした。
しばらく休んで、心のエネルギーを貯めて新しい作品を書いていただきたいと思います。

良いことがありますように。

★★★ Excellent!!!

私はこの作者の作品を読んでいません。ツイッターに流れてきたアニメ化を断った話というタイトルが気になり、ひとりぼっちのソユーズの内容がわからないままにこの文章を読みました。作者の方はお優しい方なのでしょう。自分の心を込めた作品を愛して、読んでくれた読者を愛して、誰かへの誹謗中傷にならないようにならないようにと、綱渡りをしているような不安定さと必死さが読みとれました。
作者さんに一言だけ言わせてください。負けないでください。その傷は痛いでしょうが治っていきます。負けないでください。

★★★ Excellent!!!

自分の苦労が報われないこと
手柄を横取りされること
作品の権利が自分のもので無くなること
ただ「売れる」為だけに作ること

それに反発して、苦悩して、勉強して、会社を立ち上げて
作る、売る、宣伝する、全てを自分だけのものにした人がいます。

X JAPANのYOSHIKIです。

彼は音楽家であり、芸術家でもあり、ビジネスマンでもありますが
あなたのような痛みを知っている人でもある。
彼は、50を過ぎた今でも戦っています。

音楽と小説、道は違いますが、同じ芸術。
彼の歩んできた道を、世に出ている彼の数少ない音楽から紐解いてみてください。

私は諦めかけた夢を、彼の背中を見て追いかけることにしました。
形は違うけど、励みになると思います。

★★★ Excellent!!!

典型的な作家を自部の駒だと思っている、完全に手下だと思っている、人だとは思っていない編集者に当たってしまいましたねえ。
この辺り、コミックの「げんしけん」や「重版出来!」などの表現されています。
良い編集に当たるかそうでないかはもう宝くじと同じで運のみ
さくっと忘れて次いこー!と考えたほうがいいかもしれませんね。
ひとりぼっちのソユーズの劇場版!? アリだと思います。

★★ Very Good!!

なんというか、最後の「ものすごく小説を書きたい」というあたりが、業だなあと思いました。

僕もろくでもないなと思いながらTRPGのシナリオを描いてはネットの海に垂れ流してる素人物書きとして、ひどいめにあっても、年単位で悩んでも、未だにグダグダ書き続けているので、何か実感がわきました。

お疲れ様です、これまでも、これからも

Good!

ソユーズを見ていないのでこの投稿のみの感想(ネタバレ)。

ヒット作品を出していた編集者が新人作家にマウントを取れなくなって激おこ。
一年を棒に振り怒りたいのはこっちだと言わんばかりの筆者だった。

タイトルを見てスカッとするような内容かとおもったら、ドロドロとしたものだったのが残念。

「さんざん振り回してゴメンナサイ、どうしてもアニメ化させてください!」からの「だが断る」を見たかった。

実際は「アニメ化するかもするかも!」
という担当編集にのせられて浮いてしまった筆者が
「下手に期待させんなカス(アニメ化するする詐欺するぐらいならそんな話はしないで下さい)」ってお断りして
「てめぇと仕事して馬鹿見た、ゴミ作家め」
と、編集者から俺がお前を捨てたんだと言わんばかりの回答。

編集、筆者共にどちらも我が強く、クリエイターだなぁと思いつつも、大人気なさが露骨に現れていたようにも私は感じた。

どちらも駆け引きなんてせずに言いたい事言える仲であればもっといいエンディングを迎えられただろう。
次回はスカッとする作品を作ってもらいたい。
終わりに、 描写が細かくリアリティが感じられてよかった。

Good!

はじめまして。twitterでリンクを拝見し、興味が湧き、七瀬さんの記事を読ませていただきました。

言葉の力ってすごいですよね。
何人かの方が書かれていましたが、
相手が投げた言葉が、受取手の「私」の受け取り方によっては傷つく一言になったり、救いになったりするのですね。

だからこそ、七瀬さんも分かっていらっしゃる通り、七瀬さんの言葉を愛して、七瀬さんと気持ちの通ったやりとりのできる方々とこれからも価値ある時間を過ごしてほしいと感じました。

コメント欄も愛や思いやりにあふれた言葉でいっぱいですね。七瀬さんのお人柄を表しているようで、読んでいて私も励まされました。
これから、応援させていただきます。

★★★ Excellent!!!

作品の一番のファンは誰だ?と聞かれれば、私は迷いなく作者だと答える。
悩んで悩んで生み出した我が子が、読者に評価され、書籍化され、より多くの人に知ってもらうのは喜び以外の何物でもない。……そう、思う人もいるだろう。

『ひとりぼっちのソユーズ』、カクヨム初期から存在する、愛された作品の一つ。
時間の都合で読んだことはないけれど、それでもいつか読んでみたいと思わせられるほど、多くの読者に愛された。
そんな作品に対する、いつか見たアニメ化という夢は、皆の想いは、心無い一言で傷付いた。

出版業において、この手の話は多くあるのだろう。作者だけが、このような目にあったわけではない。
だが、どうして許せよう。文章が悪いならば書き直せばいい。前後の展開が噛み合わないなら、補えばいい。……だが、作者の根幹である物語の構想を否定されたら、どうすればいい?

編集者も仕事だ。売れるものをより多く売る、そのために最善を尽くす。
だからと言って、何故わざわざ作者を傷付ける?アニメ化を断り悲しみに暮れる作者に、「書籍化は失敗だった」などと、何故必要のない傷を作る?
どれほど仕事ができても、相手を思いやれない人を、私は尊敬も憧れもしない。

とはいえ、これは結局作者の視点からのみ見たものだ。一方の視点からでは見えないものは必ずある。それでも私は、同じ立場にある者として、同じ夢を見る者として、作者に寄り添ってあげたい。

そう思わせてくれる、作者の悲痛な心の叫びを内包した作品でした。

★★★ Excellent!!!

わたしは業界のことを あんまりまだわかっていないのかも、ですけど

これだけカクヨムに読者さんがついているのであれば、

主戦場はカクヨムに定めて、自分が純粋に書きたいものをどんどん無心に書いて掲載していけば、

おそらく書籍化などのオファーをしてくる出版社などがまた今後、随時、複数あるのではないでしょうか。

「どこかの会社と専属契約=ゴール=サクセスストーリー」ではなく、

1つ1つの作品ベースで、

七瀬さん自身が、まずは、自分が自分で好きだと思える新作を単独で次々と完成させること前提で、

その次のステップとして、
「この作品は、この編集者となら書籍化まで行けるな。」とか。オファーがあるたび、そのつどこちらサイドで、やるかやらないか、契約するかどうかを、むしろこちらが選ぶ。

あるいは、オファーなければ、
もうすでに書籍化の実績があるから、こちらから複数の出版社にオファーをかけてみる。新人賞に出してみる。なども組み合わせて。

「ルーチン」ではなく「タスクフォース」でやっていく。そういうフリーランス的なアプローチは、できたりはしないのかな? 

1年2年で成果出すのは大変かもしれませんが、どっしりかまえて数年かけたら、七瀬さんの能力値を前提にすれば、実現しそうですけどね。

もうすでに 本にできるだけの実力の沸点は超えているから、次々に、その沸騰してるアツい作品群をみつけて 本にしましょう。素晴らしいです。と、言ってくるところがどんどん来るのではないのかな。

何より、七瀬さんの中で育ちつつある世界、育っているキャラを、生み出さないままで闇に流してしまうのがもったいないです。編集者とか関係なく、とにかくまず、完成させ、オープンにする。

そこがスタートで、きっとそこから、次々と、七瀬さんの新たなサクセスストーリーが、ぐんぐん新たに拓けていく気がしますね。



★★★ Excellent!!!

痛ましい。
あまりにも、辛い内容。
この境遇に立たされたのが自分だったら、何もかも絶つかもしれない。

これまで“自分”を語ることをしてこなかった筆者が、長い沈黙を破るほど苦しんでいらしたことに、応援している人々は愕然とするだろう。

数は力。

立ち上がれ、『ひとりぼっちのソユーズ』ファンたちよ。
これからの筆者を支えて。

そして、素晴らしい作品が、また新たに生まれますように。

★★★ Excellent!!!

 この作品には、一人の作家がスターダムにのし上がる寸前までの話と、そこからの転落が書かれている。
 こう言ってはなんだが、こういうことは私達が知らないだけで、出版業界ではよくある話なのかもしれない。
 その蜜のような甘い話と、あまりに悲惨な展開からはノンフィクション故の恐ろしさが、物凄く伝わってくる。

 悲しさや悔しさ。虚無感で胸が苦しい……。

 だが、それだけではないのがこの作品だ。
 このあまりに厳しい状況の中で作者は、あることに気付く。
 それは、読んでくれているファンの大切さ、自作品への誇りや愛情といったものだ。
 それらは当たり前のことかもしれないが、書籍化やアニメ化などが絡むと、人間、大切なことを見失いがちになってしまう。

 絶望の果てで、それに気付いたこの作者は、きっと今後より素晴らしい作品を生み出していくに違いない。
 そんな素晴らしい作者に敬意と、このエッセイを書いてくれた感謝の気持ちを込めて、レビューを贈らせて頂きたい。

 これからのご活躍を応援しています。

★★★ Excellent!!!

身勝手ともいえる編集者に翻弄され、心を切り刻まれる作者様の慟哭が聞こえました。

それにしても「ソユーズは出版すべきではなかった。失敗だった」との編集者の一言は非常に驚き、そして強い憤りを覚えました。

作者様はおろか、イラストレーター、その他出版に携わった方々、そして読者様全てを侮辱するようなその一言に一体どのような真意があるのか分かりませんが、最後の最後に言うべきことなのでしょうか。己の編集者としての力量すら否定してしまうというのに。

一方の言い分だけを聞いて非難すべきではないと思いますが、作者様が嘘を付くとも思えませんし、やはりこういった問題のある編集者は現実に存在するのでしょう。残念なことです。

ソユーズに関しては未読だったのですが、今回の件で俄然興味が湧きまして、購入して読んでみたいと思います(#^.^#)

★★★ Excellent!!!

怒るべきです。
むしろ、むちゃくちゃに怒らなければなりません。

心血注いで書き上げた物語は我が子同然、しかも出版まで辿り着いた自信作が誰かに足蹴にされたなら、これはもう怒るべきです。
怒ることが生みの親の責任です。

僕には合わなかった、なら仕方ありません。そういうこともあるでしょう。
面白くなかった、も仕方ありません。伝わらないこともあるでしょう。
でも失敗呼ばわりは許せない。
絶対に許せない。
ああもう自分のことのように腹が立つ。
むかむかむかむか。

お前の物差しがどんだけ偉いんだよって。
当たり外れでしか語れないなら二度と創作物に関わるなって。
自分の金で宝くじでも買ってろって。
お前のボーナス査定のために小説があるんじゃないんだよって。
作者も作品も大事にできないなら編集なんか辞めちまえって。
不愉快だって。

そもそもが「売れる商品」を「量産したい」人と、「たったひとつ」の「面白い物語」を書きたい人の会話がかみ合うはずがありません。

これからも読者のために自分のためにどんどん魅力的な物語を書き上げて、訳の分からない連中をぶん殴ってやりましょう。
そして言いましょう。
どんなに頭下げたってお前には二度と作品を預けてやんねえよって。
あっかんべーって。

十万文字を超える作品を書くための情熱の熱さを、僕は知っています。
きっと書いたことのあるすべての人間が知っていることでしょう。
それを踏みにじることは何人たりとも許されることではありません。

怒ってください。
そしてそれは次回作の燃料になるはずです。

★★★ Excellent!!!

読ませていただきました。
自分は書籍化したいと思って作品を書いていますが、その先が果てしない過酷な道だということがよく分かり、伝わりました。
書き手が必死になって作っていったものが、崩壊していくのは見たくありません。
作者様の苦労、努力、そして作品に対する気持ちを考えると胸が苦しくなりました。

★★★ Excellent!!!

自分の小説がアニメ化されたら、自分の小説のキャラクターが動いたら、自分の作品が有名になったら……。自分も含め多くの人が一度は願うであろう、カクヨムにとっての1つの頂点。でも、その頂点に立った人でしか知ることが出来ない、あまりにも辛く苦しい日々。誰にも相談出来ず、1人でもがき苦しむしかなく、僅かな希望すら簡単にへし折られる苦悩さ。

結果がモノを言う、これが社会の厳しさ……高みの見物の如く言うのは簡単ですが、その中にあるあまりにも辛い苦悩が、このエッセイの中で赤裸々に語られている事を忘れてはいけないと思います。

「これからも応援しています」「今後の創作を楽しみにしています」、申し訳ないですが自分はそのような言葉はかけられません。
今はただ、作者さんの心や体が安泰である事、静かに落ち着ける事を祈るばかりです…。

★★★ Excellent!!!

好きなマンガ家さんのイイね経由で、こちらを拝見させて頂きました。

泣きました。
私も業界や仕事は異なりますが、この一年全く同じ状況だったからです。
編集者を社長に、執筆をシステム開発に置き換えたら全く同じシチュエーションです。
自分から最後切りに行ったところまで。

言葉には出来ないほど傷ついたし、まだ思い出すことも辛いですが、こちらの文章を読ませて頂いて、私自身も救われたような気がします。
御礼を述べさせて頂くと共に、明日からは新しい気持ちでお互い歩んで行きましょう!

申し訳ないのですが"ひとりぼっちのソユーズ"を読んでいなかったので、これから読ませていただきます。
今日の帰りに本屋さんに寄りますね!

★★★ Excellent!!!

ほとんどの作り手の方がそうでしょうが、自分の思うようにことは運びません。僕は漫画原作の持ち込みをしていた頃、編集者の方々には振り回されてばかりでした。誠実な方もルーズな方もいました。最初は誠実だったのに、突如、裏切られることもありました。

もし自分が売れっ子だったら……、そんなことばかり考えていました。何とかデビューはしたものの、コミックスに重版がかからず、結局、売れっ子にはなれませんでした。今でも売れっ子になりたいとは思いますが、創作面での苦痛ならともかく、人間関係の苦痛を味わってまでなりたいとは思いません。

でも、これは僕が歳を重ねてきたから言えることですね。精神的な苦痛を味わったばかりなら、僕は何もせずに、のんびり過ごします。好きな小説を読み返したり、趣味に没頭してみたり。

そして、気持ちが落ち着いて、創作意欲がわいてきたら、少しずつ書いてみましょう。読者のためではなくて、自分のために。

★★★ Excellent!!!

作家というのは、ここまで過酷で孤独な闘いを強いられるものなんだ。
期待しちゃいけない。自分に言い聞かせる、それも何度も。
自分の開放を求められる反面、ここまで封じ込められてしまうの?

七瀬さん。『ひとりぼっちのソユーズ』は私にとって宝石です。
はじめてここで読んだ時の衝撃を今でもはっきり覚えています。
こんな美しい物語を私はかつて読んだことはない。そう思い、夢中になりました。
ユーリヤもソーネチカも飛び切りすてきな女の子たち。
track毎に3回に分けてレビューしたから、長い手紙のようになったの。
本になったらいいなって思って、コンテストに出しましょうって応援しましたね。
ほんとに嬉しかった。文字通り飛び上がって喜んだんだ。

そして、私の手許に、きちんと残された1冊がある。
あのtrack1が夢のように膨らんで、宇宙からの帰還を果たしたように。
あなたが描く、時を超えた物語。過去と未来が交錯して
懐かしむように、慈しむように、一文字一行に織り込まれた感情。
あれを否定する言葉なんて、絶対にあり得ない。

刺さって抜けない一言ってあるよね。
ほんとに辛かっただろうなと思う。いや、これからも抱えていくんだね。
でも、それでも、私はまたあの続きを紙の本で読みたいし
酷なようでも、あなたにはいつまでも書き続けてほしい。
だからこれは、慰めではなく、エールです。

★★★ Excellent!!!

書籍化作家さんの深い苦しみを吐露したエッセイ。

作家にとってはあまりにも理不尽。
出した本が売れず、あまり有名でもない作家さんの扱いなんて、出版社側からするとそんなものなのかもしれないけれど。

「ソユーズ」という作品がそんなに失敗作だったのかどうか、読んでみたくなりました。

★★★ Excellent!!!

この証言は、一当事者である七瀬先生から見ることのできた断面(もちろん、主観の入った)に過ぎません。これだけでは正直何もわかりません。
けれど、勇気を出して告白して下さった、大変貴重なものです。
私は歴史を題材にした小説家として、歴史をつくるにはもう一方の証言が欠かせないと考えます。ところが、この類の問題に関して残念ながら歴史がつくられたのをほとんど見たことがありません。
もう一方の当事者が、嘲笑のベールの向こう側にいて、決して真実を明かそうとはしないからです。
私達は命を懸けて作家をしています。言えることはそれだけです。

★★ Very Good!!

『ひとりぼっちのソユーズ』を読んだ時は衝撃的で、異世界ブームが続く現在の流れに一石を投じる作品だと心が躍った。
書籍化されるのは必然で、映像化された方が映える作品だとも思った。
作品の質と売上が比例しない事は多々あり、本作は売上的には出版社が提示するラインは越えられなかったのだろう。
ただ、作品としては売上以上のものであるという事はカクヨムのヘビーユーザーである者達からしてみれば周知の事実だ。

傷心の作者を思うと、こんな事を言うのは無粋な発言かもしれないが、個人的には映像化したものを見てみたかった。
吉田健一キャラデザってなった瞬間に心が躍るじゃない!
吉田健一の代表作を思い浮かべるじゃない!
宮地昌幸監督で映像化して欲しいよ!
とどっかの富豪が映像化してくれることを今でも思っています。

★★ Very Good!!

書籍化経験のない僕がなにかを言うのはおこがましいかもしれないですが、悔しさや痛みはそれなりに味わっている人生でした。

このエッセイを読むと、悔しさというのは、結局はどんな段階においても確実に存在しているんだなぁと実感します。



思うように言葉を出せない悔しさ。
思うように★がつかない悔しさ。
書籍化できない悔しさ。
そして、書籍化したとしても、このエッセイに刻まれている悔しさ。

だとしたらこれは論理的な予測として、もしかしたら、例えアニメ化が実現したり続編が出たとしても、また別の悔しさが待っていたということになります。

もちろん、より上層にある悔しさの方が至高かもしれません。でも伴って痛みも増していくのだとしたら、時にはそれが致命傷にもなり得るでしょう。

まずは、作者が小説を書くことを辞めないと言っていてよかったです。
そしてそれゆえに、次が怖いと感じます。


宇宙は〈振動〉でできています。
ご存知のように〈振動〉とは温度です。

今の宇宙の気温は3ケルビン。ビッグバンの強烈な振動は138憶年の期間、ゆっくりと消費されながらも確実に伝承され、今はそこまで低下しています。

時々、恒星のような高エネルギー体が存在しています。
冷たく広がる宇宙の中で、激しい振動による温度を、僕たちは〈熱〉と呼びます。

そしてこれは僕の仮説ですが、人の心にも〈振動〉が存在していると思います。その振動は絶えず激しさを変えていて、特に、愛情、友情、感動、喜び、憎しみ、怒り、悲しみあたりに強く影響を受けるように思います。

中でも強く作用するのが、悔しさだと考えています。


心の熱というのは、人から人へ伝播します。
小説もそのツールの一つ。


これから作者は、どのようにしてその熱を読者へ伝えていくのでしょうか。とても楽しみでもあり、あるいはなにかすごいことが起こりそうで、いい意味… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

 カクヨムの書き手にとって、同じカクヨムからデビューされた方というのは、とても誇らしいものです。羨ましく妬ましく、でも本当に嬉しい…何故なら、同じ目的を目指す同志、仲間のような存在でもあるからです。そこに目に見えた連帯感や絆が無くても、誰もが眩しく思った筈です。

 その氏が、どうして悲しい思いをしているのか。

 誰もが目指す出版デビューを果たした、その先になにが?

 これは氏自身が言うように、糾弾や告発の意思を伴った文章ではありません。必定、読む側もレポート、報告として受け取るに留めるべきでしょう。ただ、ここに刻まれた出来事は全て真実だと自分は断言します。この恐ろしくも悲しい出来事は、実際に一人の創作家を襲った偽らざる真実です。
 読んだ方には是非、氏への励ましといたわりをお願いしたいです。