アホな僕、天才のフリをする (KAC9)

作者 坂井令和(れいな)

65

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★★★ Excellent!!!

なんでしょうね。この方の魅力って、めちゃくちゃ走ってるように見えて、ちゃんと構成がっちり決めてるとこだと思うのです。
終わり方の美しさ、アホアホしていたのに急にきゅっと結ばれる感覚。
アホの巾着の中に閉じ込められてみてください。そこは最高です。いやほんと。きゅんきゅんするよ。

★★★ Excellent!!!

アホとは何か。
哲学的問いかけに本作は答えています。
人生における幸福そのものであると。
遥は述べます「彼がアホでよかった」。

それに、衝撃的事実が。
田中は「童貞になったと思うように」とあらすじで紹介されています。
我々は、田中が童貞に転生したものとばかり考えていました。
これは、信頼できない語り手の手法ですね。
まんまと作者の術中にはまっていました。
つぎが3周年記念イベントの最終回です。
アホと天才との相克、どう展開するのか目が離せません。

★★★ Excellent!!!

ドラマ化したら、間違いなく受けるだろうなと思う本作。
今までの作品とは、一味も二味も違う。
片方が名声を上げるからこそ、二人の愛に暗雲が立ち込める。
けれど、ラストは爽快だ。
そのラストにどんでん返しが待っているが、そのための伏線を、作者はこれまでのシリーズでも本作でも、周到に張り巡らしている。

今回もタグが、

天才のフリ/バカップル/アホと天才は紙一重/あと2つね/ネタがなくなってきたぁ/
次もこのシリーズいけるかな/

である。この時点で、勝てる気が全くしない。

ついに次でKACが最後を迎えるが、作者はすでに、本作のシリーズを執筆開始している。
KAC終われど、伝説は続く。