高位な存在の独白が流れる中で、彼女<アリス>がその産みの親である<サキ>から学んだ言葉、「ワンチャンあるぞ」がどこまでも生々しく感じられました。作中の言葉を借りるなら、名前だけではなく、…続きを読む
ふつうの百合ものかと思って読み始めた人は間違いなく度胆を抜かれることだろう。 淡々と愛を語る様子がまさに人工知能らしさを演出している。まるで進化のプロセスをシミュレートしているかのようではない…続きを読む
時折のタームがめちゃシュール、かつしっかりと次元差機関(百合ファレンスエンジン)してます。相手役は語彙的にどう見ても……て想像もできて、一層面白いですね。
近年、百合SFの荒波が押し寄せてきているのは百合厨の皆様が知るところと思う。そもそも百合もSFも定義がふわふわしがちというのはさておき、この作品は完全なる百合SFであり、傑作である。文字を生み出…続きを読む
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