第97話 ハルヒは遠くなりにけり
やあ、おいらです。
ジジイ駄文として、スタートした本作ですが、年寄りらしい、しっとりとしていて厳かな地味溢れる深い文章にはならず、結局いつものボヤキばかりの底の浅い恩田川のようなシロモノになってしまいましたなあ。あと四回ですけど、すぐ、次を書くでしょう。毎回、同じことの繰り返しですから無理に読まんとよかとです。
小出監督、亡くなっちゃいましたね。珍しく悲しい気分になりました。こういう時代だからこそ、ああいった明るい人が必要なんだけどなあ。八十歳か。そんなに歳をとっていたんだね。
ええ、やっぱり元妻の遅延便は遅延しましたよ。思うに、自分が帰るときに買おうとするからレジが混んじゃって買えねえんじゃないの。お昼休みに買えば、そんなにレジも混んでいないと思うんだけどね。まあ、こっちは頼んでいる側だから、文句は言えないのね。
泡坂妻夫『死者の輪舞』読了。まあ、活字の小ささには参ったし、江戸っ子口調の落語調にも慣れるまでは一苦労しましたよ。でもさ、いったん慣れてくると、さすが泡坂先生ですよ。最後まで目が離せませんでした。ああ、この文庫、なぜか表紙が遠藤憲一だったんだけど、外すと普通のカバーになる。エンケンさんのカバーはすぐ捨てちゃった。
エンケンさんさあ、なんでこんなに人気でちゃったのかなあ? おいらは悪役だった頃の彼が好き。大河ドラマ『北条時宗』の冒頭で、叛乱軍の指揮をとる、甲冑姿のエンケンさんは最高だったね。このドラマ、完全版DVDが出てないんだけど、別に和泉元彌のせいじゃないよね? モンゴルの俳優が出ているから、そっち方面の関係だよね? 心配になっちゃうよ。そろーり、そろりとか言っている場合じゃないぞ、元彌。萬斎は大活躍しているぞ。
ハルヒが来ないから『志ん生一代』を読む。評伝かと思ったら小説だったんでがっくり。でも、読みだしたら面白いんで、びっくり。分厚い本なんだけどさあ、いけるかも。そうしたらハルヒは後回しだよ。
歯が痛いんですよねえ。でもね、もう言わなくてもわかりますよね。あれでさあ。他人に電話させるわけにはいかないでしょ。面倒見られているじゃんと区役所さまが思ってしまったらいけないからね。いっそ、ぶっ倒れて救急搬送されれば、それ用の紙があるんだ。だから、倒れるまで頑張るのだ。ああ、両耳が聞こえなくなったら、だれかに電話してもらってもいいかな? もう手遅れって感じがしますけどね。右の耳は完全に逝ってしまったようです。でも、日常生活に今の所は支障なし。まあ、いいや。
では。
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