「隠れ里」って知ってるか？

妖怪の隠れ里ってやつだ

別に妖怪でなくてもいいぜ、例えば「竜宮城」とかな

そういうところでは、－この世とはまあぁ時間の流れは違うんだといっていたよなぁ

ある意味そういうもんである

ーただ、「竜宮城」がそうであるように、そういう世界はこちらの世界との

「地続き」であるというわけだ

、、、「俺かい」－－ああ俺は「しゃごう」という妖怪さまぁ

危害を加える気はねえよ

何をする気もないーーただゆらゆらと蜃気楼でも吐いて海ン中

漂ってればそれでいいのさ

どうだい、うらやましいだろ

なぁ、ところで「あの島かい」

ーーあれもいわゆる「隠れ里」ってやつさ、だから普通のやつじゃいけない島だ

「隠れ里」は、気候も海域も何もかもが「この世」とは違う

ーーこの世で昔あてにしてた北極星もここではあてにはならないねぇ

だから何だという話でもないが、もう一つ忠告してやろう

「レーダーも」「軍艦」も、隠れ里へのゲートを開けないぜ

ゆういつと折れるのは、、、、「昔の船」だけさ

その島はーーもう、あまり人が行かない

なぜかって、「人」を超すー異能の持ち主「鬼」が澄む、「王国」

ーその宮殿は「この世の度の城とも似てない」

つまり、「インド風」？否、ヨーロッパ？いな、中国風？いなだ

ーー「貨幣」、という制度がないんだとよ、常識が違うところもあるかもな

それでも行きたきゃ行けばいいさ「もうじき「祭」で人が「鬼の国」にいくしなぁ」

ひゃひゃひゃ

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい