国家文学者は、事件にまみえる

代償と呪い

「帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ」

畳や、障子から声がする

「ぐるるるるるるうるるるｒ」

狼が吠える

魔的なものに反応する力があ動物にはある

だからだろう、ありがたい話である

とりあえずぼさっとしてはいられない

ー本当に犬神か確認しなきゃ

「ぐげぇ」－－－そういって死んだ妹がいるんですよ

ここで、「依頼主」鋼牙さんがそういった

スンの間、時が止まる

確証はない――だが、もしかしたら、「犬神」なら

「その背に何か文様でもついてませんでした、例えば犬の葉型みたいな」

「ええついてましたけど」

それが何か？てきな「鋼牙」さん

きょとんとしてる場合か

完全にー犬神だよ、、、こちとらさっきから声が震えているよ

ーどうしよう、まさかこんなに早く謎が解けるとは思ってなかった

だから、それもある

今日は、聞き取り調査と、現場を見て証拠を探して、犯人を見つける手がかりをするくらいの気持ちだったのに

そう、今日の夜にまた再編成するつもりだった

「既知」「二重」「骨」「悪夢」

でいって

「狩人」のみお留守番

それぞれに理由があるから、別に「狩人」が足手まといってわけじゃないけど

がたがたがたがたと震えているわけにもいかない

そう、やらねばいけないことが分かったのなら対処あるのみ

龍が、みんなへの憑依や、呪いを防いでいる

さっきから、悪質な霊や、魔物を食っている

頼もしい限りだ

での、時間がないー式童子ちゃんにもがんばってもらっているが

「永遠」というわけにもいかない

「眷属」たちは疲れなくてもーーこうも度重なれば弱る

だから、何も起きてないー今（実質的な事件が今現在目の前で起きてない）

今、クリアする必要がある

だけどどうすればいい？